音楽同期スライドショーのFlipTrack、$1.5Mを調達

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昨年11月、写真のスライドショーと音楽を同期するデスクトップクライアントのベータ版をローンチしたとき、われわれはFlipTrackを紹介した。今回Fliptrackは最初のラウンドで$1.5M(150万ドル)の資金調達に成功すると同時に新しいウェブ版のクライアントをローンチした。資金はエンジェル投資家のグループとMohr Davidow Venturesが提供した。新しい投資家には、FlipTrackの以前の親会社、Mac用音楽教育ソフトウェアのiPlayへの投資家が含まれている。

写真のスライドショー作成サービスは競争が激しい。この分野のリーダーのPhotobucket、さらに新参の2社、RockYouSlideが数千万ドルの資金を集めている。しかしFlipTrackはスライドと音楽の同期という独特のニッチを狙っている。

fliptracksmall.png今回の新しいウェブ版エディタは、プロセスの大部分の自動化に成功、スライドショーづくりを非常に簡単なものにしている。FlipTrackでスライドショーを作るには、用意されている350曲の音楽のどれかを選び、一連の写真を自分のコンピュータまたはURLを指定、MySpace、Friendster、Flickr、PhotoBucketからアップロードするだけでよい。FlipTrackエディタは音楽のリズムに同期させて自動的に写真の切り替えタイミングを決定する。(下のデモスライドでは「Eye of the Tiger」という曲にのせてスライドが同期されている)。このシステムは写真を見せる間隔を決める点でたいへん優秀で、写真の数が少ない場合、曲を全部使いきらず、その一部だけに同期させる

新しいオンライン版のエディタは従来のデスクトップ版に比べて機能は簡素化されている。デスクトップ版では写真の切り替えタイミングを曲のリズムの一拍にまで自由に同期させることができたが、実際にはそこまでの機能は必要はない。代わりにオンライン版では写真の順序の編集(ドラグ&ドロップできる)、切り替え効果を含む各種効果などに機能の重点を絞っている。個々の写真に対して、キャプションを付けたり、クロップ、回転、パンなどの処理ができる。FlipTrackが提供する写真と写真の切り替え時の効果にはズーム、溶暗、さまざまな形状(花、ネコ、犬)などが用意されている。

新しいエディタはキーフレームと効果を指定する方式がビデオエディタによく似ているが、これには理由がある。FiipTackは実はビデオ編集をレパートリーに入れることを計画している。(われわれの「オンラインビデオエディタを比較する」記事を参照)。 このビデオエディタはインディーのバンドのミュージックビデオ制作にすでに利用されており、スライド用のエディタはその簡易版なのだ。FlipTrackはレコードレーベルのNettwerkと提携しており、大手のEMIもファンが写真やビデオと楽曲をミックスして楽しむことを許可するよう、契約しているバンドに奨励している。FlipTrackでは現在BareNaked Ladiesのビデオコンテストも行っている。



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