Loopsterで多数のSNSの情報を管理する

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loopster.pngSNSの人気は依然として上昇中だ。すでにジャンルだけでも数え切れないほどになっている。たとえばわれわれが紹介してきたものだけでも家族向け犬の愛好家向けティーン向けtween(8-12歳の子供)向け老人向けとさまざまだ。

OpenIDはまだSNSの標準規格となるにはほど遠い (OpenIDディレクトリを見てみればよい)状態なので、こうして分断された世界を統合するためのサードパーティーのツールの分野には大きなチャンスがある。ProfilacticProfileLinkerに並んで、 Loopsterが新しく加わっている。これらのサービスは多くの異なるSNSに参加している友達の情報を一目で見渡せる単一フォーマットに統合してくれる。

Profilacticは 、SNS中でユーザー自身やユーザーの友達が作り出した情報(MySpaceのブログやDiggに投稿された記事など)をマッシュアップして、フィード配信する機能に特化している。ProfileLinkerは、ユーザーが加入しているすべてのSNSアカウントの友達の情報のアップデートや新しいメッセージを単一のインタフェースで受け取り、さらに検索もできるようにしてくれる。現在75のネットワークが統合の対象に加えられているが、この数はさらに増え続けるはず。

ProfilacticとProfileLinkerに比べるとLoopsterの機能はもっとベーシックなものだ。簡単に言えば、複数のネットワークの友達の情報のアップデートを配信するRSSフィードのような機能を提供する。(まだ実際にRSSでは配信していないが)。

loopstersmall.pngユーザーはLoopsterにMySpace、LinkedIn、Facebook、Live Journal、Bloggerのそれぞれのユーザー名とパスワードを入力してAddボタンを押す。するとLoopsterのクローラーが情報の収集を始める。ロボットがユーザーに代わって各ネットワークにログインし、登録されたユーザーを順次訪問して名前、経歴、趣味、その他の詳細な情報を収集する。(これにはかなりの時間がかかる)。

メインページにユーザーの友達のそれぞれのSNSでのプロフィールが表形式で表示される。友達のプロフィールがアップデートされると、アイコンが点灯し、変更内容のメモが表示される。ユーザーはLoopster内の要約版を見ることも、直接相手の属するSNSでオリジナルをチェックすることもできる。ネットワークに属する友達にはおそらく重複があるはずなので、Loopsterには異なるネットワークに属する同一人物のプロフィールをマージする機能もある。ただし、このプログラムにはまだ少々バグがあるらしく、同一のプロフィールがいくつもできてしまった。「友達を追加する」ボタンをせっかちに繰り返し叩いたことが原因かもしれない。そのため複数のクローラーが同一サイトを巡回して同一の情報を持ち帰ってしまったのだろう。

ただし、このような非公式にソーシャルネットワークをクロールする方法には危険がある。MySpaceはサイトにアクセスするAPIを公開していない。しかもサイトをクロールする相手に容赦なく差し止め要求を発することで知られている。Singlestat.usはMySpaceの犠牲者の一人だし、ライバルのDatingAnyoneもすでにサービスを停止させられている。

Loopsterのようなサイトはソーシャルウェブに起こりつつあるミニ革命の象徴だ。ここでは文書間のリンク関係を管理するのではなく、多数の人々のアイデンティティーの関係を管理することが課題となっている。YahooやGoogleのような従来の検索エンジンはこの種の情報を発見したり管理したりする能力に乏しい。ソーシャルな関係というのは必ずしもハイパーリンクされているとは限らないからだ。WinkStreakr、そしてセマンティックウェブのスタートアップMetawebなどが埋めようとしているのは、まさにこのギャップだ。

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