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小さなスタートアップMozyがオンラインストレージでGEと大規模契約

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Mozyは、2006年4月のローンチ以来いつのまにか17万5000ユーザを獲得している。サービスを提供しているユタ州の会社Berkeley Data Systemsにとっては、悪くない数字だ。同社は、2005年にベンチャーキャピタルから$2M(200万ドル)を調達したにすぎない。しかし、今日(米国時間4/23)からは一流の仲間入りだ。というのも、今日発表されたGeneral Electricとの数百万ドルに上る契約で、General ElectricがMozyPro(Mozyの企業向けバージョン)を世界30万人以上の全従業員用に購入したのだ。

MozyProはMozyのサービスとほぼ同しだが、サーバーのバックアップ、24時間サポート、IT部門向けの管理機能などが追加されている。MozyProがローンチしたのは昨年12月で、3,200の企業が利用していて、GEもこれに加わったことになる。

Mozy、MozyProともにデスクトップクライアント経由で実行し、PCのデータを2時間おきに自動的にバックアップする。30日分のデータが保管され、ユーザーはどのバージョンにでも戻ることができる。

消費者向けの料金は、2GBまでなら無料、容量無制限なら$5/月。企業向けは、1従業員につき$4/月、それに使用容量に応じて$0.50/GB/月が加算される。なお、GE社はもちろんこの値段で払ってはいない。この規模になれば、かなりの割引があるはずだ。

同社はWasatch Partners、Tim Draper、Drew Majorから出資を受けている。従業員は25名。

TechCrunchで最初にMozyを取り上げたのは2006年の比較記事:オンラインストレージ企業。Mozyは消費者向けではCarboniteらと競合している。企業向けでは、Iron
Mountain
EVaultが強力なライバルだが、Mozyによれば他社と比べてコスト的に10倍以上自分たちの方が優位だという。GoogleMicrosoftもこの分野への進出を考えている。

オンラインバックアップにとってまだ手のつけられていない巨大市場がOEMパソコン製造会社。出荷する全PCに試用版を付けるといいのではないか。Mozyはこの手の契約をするには今いい位置につけている。MozyがGEの厳しいチェックに耐えた後だけに、他に負けない信頼性があることはPC企業にもわかるはずだ。通常価格の1/10をもらえれば十分だろう。

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