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Glubble―子供の安全を図るFirefoxプラグイン

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glubblelogo.pngインターネットは大人にとっても クレージーな場所だが、子供にとってはしばしば危険な場所になってしまう。今やますます多くの子供たちがインターネットを生活の一部として育つようになってきたため、両親は子供をオンラインで遊ばせながら安全を図る必要に迫られている。Yahoo、Google、Microsoftはそれぞれファミリー向けの検索機能を提供しているし、IMSaferのようなスタートアップはIMを利用する子供を守る手段を提供している。Glaxstarの新スタートアップ、Glubbleはいわばブラウザにチャイルドロックをかけることで子供の安全を図ろうとするものだ。

Glubbleは子供がアクセスしてよいドメインのリストを両親がコントロールできるようにするためのFirefoxのプラグイン(3.8 MB)だ。このサービスにはデフォールトでDisney.comやNickelodeonなど350の安全なドメインが登録されている。両親はこのリストに新しいドメインを個別に追加することもできるし、他の両親が作ったやリストで一括追加することもできる。このサービスは自分でIEを起動したりFirefoxのプラグインの設定を編集したりできるような年長の子供たち向けではない。手取り足取りして教えてやらねばらない12歳以下の子供たちが対象だ。

親はプラグインをインストールするときに、まだ字の読めない子供から、年長の子供、さらに大人まで年齢に関係なく家族全員のためにログイン方法を設定する必要がある。これらのアカウントとそれぞれのユーザーに付随したホワイトリストが全体としてGlubbleというサービスを形づくっている。Firefoxが起動されるたびに親もユーザーの一人としてサインインしなければならない。ただし両親は通常のFirefoxの機能にアクセスできる。これに対して子供たちはファミリー向けのポータルページとそこからのリンクしか利用できず、他のプラグインはすべて無効にされる。まだ字が読めない子供向けには、訪問できるサイトを表すサムネールのスライドショーが用意されている。

子供の安全を守ろうとするテクノロジーは他にもあるが、Glubbleの特長は運用の柔軟性に優れていることだ。子供が許可リストにないページに行き着いたときに、Glubbleは単に「そのリンクは立ち入り禁止です」というのではなく、「パパ、ママに許可をもらいましょう」と指導する。子供が許可を求めた場合、両親に承認を求める要請が届く。両親はそのリンクだけを許可することもできるし、ドメイン全体を許可することもできる。両親はいつでもGlubbleの許可リストをチェックして編集することができる。Glubbleにはまた簡単なチャット機能があるが、これにも利用承認mpシステムが組み込まれている。ただしチャットの場合はIMをやりとりできる相手の名前が集中的な許可リストに掲載されているわけではない。子供たちが学校でお互いのIMアドレス名を知った後で、両方の子供の両親がそろって接続を許可した場合のみ、Firefoxの中からチャットができる。

Glubbleのサービスが拡大するにつれて、両親が信頼する友達の許可リストを購読してサイトの追加が行なえる機能や、ユーザーのリストを総合してコミュニティーベースのリストを生成する機能などが必要になってくるだろう。運営会社のGlaxstarは無料でサービスに加入するよう積極的に呼びかけているものの、ひとつの収益化のオプションはコミュニティー生成リストを運営側でチェックした上で有料で提供するというものだろう。。

Glubbleは分散的なオープンソースによる開発が有効な例だ。これでFirefoxにまた一つ優秀なアドオンが加わったことになる。

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