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MySpaceは$12Bの価値があるのか?

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そりゃ十分あるだろう。われわれは複数のソースでFoxとYahooに関する昨日流れた噂を確かめた。それによるとYahooはMySpaceを自社株の25%と交換にNews Corpから買い取ろうと交渉しているという。Yahooが現在これほど大規模な買収に踏み切る用意があるのかどうかはもちろんまた別問題。FoxがセメルのCEO辞任をどう評価しているかも不明。 われわれの聞いたところではトップの交代はどちらの側にも実質的に立場の変化をもたらしていないという。ただし交渉が成立する可能性は依然として高くないようだ。

しかし万一この買収が実現したとすると、現在のYahooの株価から計算して、MySpaceの価値は軽く$12B(120億ドル)に上ることになる。Foxがわずか2年前にMySpaceを買収したときの額が$580M(5億8千万ドル)、プラス少々の付帯的支払い、に過ぎなかったことを考えると悪くないビジネスだ。さらに、これは他のSNS、特にFacebookの価値が現在推測されている額よりはるかに上回っていることを示すことになる。ほんの昨年、YahooがFacebookを$1.5B(15億ドル)と評価したのを覚えているだろうか?

昨年来、業界のアナリストはMySpaceの株価総額を$10B(100億ドル)前後に評価し始めている。そういうわけで財務的にもユーザー数的にもこの取引は正当化され得る。では全体としていいアイディアといえるだろうか?

Foxの側からみてどうか? 答えはイェスだ。Facebookという有力なライバルの台頭で高まってきたリスクを回避することができる。

Yahooにとっては?  こちらはノーだ。現在Yahooが直面している問題には特効薬はない。

むろんYahooはMySpaceの膨大なページビューとユーザーを利用できる。また昨年結ばれたGoogleとMySpaceとの検索連動広告に関する契約 を更新しないこともできる。(逆に、別の噂がいうように、後をGoogleに任せて検索市場から撤退することもできる)。しかしYahooに必要なのは戦略的に方向を定めた買収であり、それに基づく将来計画を推し進めることだ。 いきあたりばったりに大物狙いの巨大買収を仕掛ける―それもちょうどMySpaceのオーラに陰りが見え始めた時期に―というのは記念碑的に愚かな決断だ。Yahooの株主からすれば、MySpaceの買収はMicrosoftにでもやらせておくのがベストだろうし、YahooユーザーにとってはFacebookを買収するか、それともどこも買収しないのがベストだろう。

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