Google、GrandCentral買収へ

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ドメイン転売―1999年のような大宴会

われわれが得た情報によるとGoogleは電話受信管理サービスのスタートアップ、GrandCentralと買収交渉に入っている。 またわれわれは買収契約はすでに締結されているという強い感触をもっている。現在買収価格を確認すべく努力中だ。

GrandCentralのコンセプトは「各ユーザーに生涯変わらない単一の電話番号を提供する」というもの。われわれは職場、自宅、携帯など多くの電話番号を持っているうえに、転職などでその番号が常に変化する。コンタクト先すべてに常に自分の最新の電話番号を知らせておくのはたいへん手間のかかる仕事だ。GrandCentralを使えば、対外的に知らせておくのはたった1つの番号だけでよい。その番号にかけたときにどの電話につながるかは、かけた人間とユーザーの関係、それからユーザーがその時点でどこで何をしているかによって決まる。

GrandCentralは昨年9月に$6M(600万ドル)弱をMinor Ventures から(ただし正確な額は今にいたるまで公表されていない)調達している。同じく9月にベータ版がローンチされ、今年に入ってから マスコミブロガーの関心が急速に高まっていた。

製品として完成する前に注目を集めすぎた感はある。われわれは「まだ不安定なので使うのを止める」というユーザーの失望の声を3月にリポートした。が、GrandCentralは着々と前進を続け、携帯サービスその他の機能をリリースしていた。

GrandCentralは最近2回目のラウンドをシリンコンバレーのベンチャーファンドに呼びかけていたが、突然この資金調達の動きを中断している―Googleとの交渉が本格化しためらしい。

私はGoogleがGrandCentralをどのように使うつもりなのか推測してみた。GmailとGTalk に連動させるというのは普通に思いつく分野だが、次のステップはインスタント・メッセージのプラットフォームの主導権をめぐってSkypeを始めとするライバルと競争を本格化させることにあるのかもしれない。

Googleはこの件に関してコメントを避けている。私はGrandCentralに事実関係を確認するよう求めたメールを送ってある。

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