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Swivel、OECDで評判に

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私は、先週イスタンブールで開催されたOECDコンファレンスで講演をした。同コンファレンスはOECDが半年ごとに開催している。今回のコンファレンスの主要なテーマの一つは、「政府組織に集められる、政府公式の経済、社会そして環境関連データをフル活用するために、どのような政策やサービスを利用すべきか」というものだった。コンファレンスの終わりにはIstanbul Declarationが採択され、参加各国に各国の公式政府データをオンラインで公に公開するよう呼びかけた。

(*1) OECD:Organisation for Economic Cooperation and Development (経済協力開発機構)

調査中の多様な考察案のうち、OECDは、社会的な進歩の指標開発を目指した国際、国内、そして地域行政によるイニシアティブのプレゼンテーションとディスカッションの場として、Web 2.0の「wiki」テクノロジーに基づくインターネットサイトの制作を検討している。ダイナミックなグラフィックやその他分析ツールからなる指標を世界中の市民によってアクセス可能にすることにより、このイニシアティブは、進展が実際に意味することがらについて根拠を伴った比較可能な統計データに基づくディスカッションを促すことを目的とする。

Silicon Valleyに拠点を置き、データ可視化とモデリングを手がけるスタートアップ企業Swivelは、他のスタートアップ企業とならび同コンファレンスに出席し、IBMのように(データ可視化サービスMany Eyes参照)これらニーズについて提言した。

「new Internet」の代表者としての私は、カンファレンス出席者の中では変わり者だっただろう。出席者中、スーツとネクタイを着用しなかったのはおそらく私だけ(屋外は華氏100度を超えた)。それに、大半は政府関係機関所属で、ウィンドウズのみを利用といった群衆から、私のMacbook Proに視線が集中したものだ。しかし参加者たちは、多数の新スタートアップ企業に見られるウェブの展開、オープンデータアプローチに純粋に興味を持っている。そして、政府関連のデータをエコノミストやその他の人々によって利用してもらうために、できるだけ効率的に公開するにはどのようにすればいいか、ということにも同様の興味を抱いている。

Swivelは、公式にOECDデータのデファクトデポジトリであることから、(他者を)大きく引き離してスタートを切っている。春に締結した合意により、OECDはすでにswivelの正式なソースの発信元となっており、大量のOECDデータをSwivelサイトにホスト している。

OECDと正式な関係を構築していること上に、Swivelは、IBMやその他サービスが提供するのに必死になっているビジネス利用対象のビジュアル化ツールに加えてモデリングも行う(同社ベータ期間中にわれわれが書いたSwivelについてのオリジナルエントリも見てもらいたい)。この種のデータ格納として妥当な選択肢としては他にFreebaseがある。どのように進展するにしても、この種の統計データのより幅広い配布を目指すというゴールは優れたものだ。早い時期での実現を願っている。

O’Reilly RadarサイトでJesse Robinsが書いた同イベント記事もチェックしてもらいたい(同氏はSwivelアドバイザーで、同社サイドとして出席)。旅行中に撮影した写真はここ

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