Anywhere.fm―iTunesライブラリをウェブで聞く

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anywherefmlogo.pngAnywhere.fm は新しい音楽プレイヤーをリリースした。ルック&フィールは、楽曲のダウンロード販売機能がないだけで、iTunesプレイヤーのウェブ版というところ。iTunesのようにユーザーは音楽ライブラリをアップロードし、ブレイリストを作ったりビジュアライゼーションを付加するなどして管理ができる。Anywhere.fmの「iTunes一括アップローダ」を利用するとユーザーの既存のライブラリを簡単にウェブに移せる。

Anywhere.fmはウェブを利用して音楽プレイヤーの周囲にポータビリティーとソーシャルな機能を付加している。現在ウェブにアップロードできる曲の数には制限がない。ユーザーは望むだけの数の曲を収めたライブラリをウェブ上に構築して、どこからでも聞くことができる。Streampadもこれとほとんど同一のサービスだが、Anywere.fmのほうが洗練されている。

他のソーシャル音楽サービスのスタートアップと同様、Anywhere.fmも新しい楽曲を発見する機能を備えている。検索・発見のエンジンはLast.fmのものほど強力ではないものの、ユーザーは「友達」のプレイリストを聞いてみることで新しい楽曲を発見できる。また、楽曲の選択が似ている相手を探して新しい友達に加える機能も近く提供される。しかし、著作権上の配慮から、他のユーザーのプレイリストはあくまでウェブ・ラジオとしてストリーム配信でのみ聞くことができる。プレイリストは少なくとも数曲以上を含んでいなければならず、かつランダムに再生される必要がある。しかしAnywhere.fmはLalaのように公式のオンラインラジオの放送基準に厳密に従ってはいない。この基準によるとプレイリストは少なくとも3時間の長さが必要などとされている。

Anywere.fmは近年スタートしたMp3tunesMaestroimeemStreampadSongbirdMediaMastersなど、ウェブに音楽を保管する多数のライバル・サービスと競争することになる。Anywhere.fmにはシンブルで無料、ソーシャル機能などの特長があるが、ライバルには先発の有利さがある。職場で音楽を聞くなら、HypeMachine、RadioBlogClubBlogmusikなども手軽な方法だ。

Anywhere.fmは一般ユーザー以外に収入源を求めており、ラジオ・ストリームに音声によるCMを挿入し、楽曲を直接ユーザーに販売することでアフィリエイト収入を上げようと計画している。現在、Anywhere.fmはインディーの楽曲をGarageBand.comを通じてリストしているが、このサイトを通じて販売が行なわれることになるのかもしれない。

Anywhere.fmはY Combinatorが支援するスタートアップのひとつだ。

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