ProsperのP2P金融がアジア進出

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P2P金融のスタートアップProsperが東京のSBIホールディングスと業務提携し、ここを足がかりに日本とアジア各国に事業を拡大する。SBIがアジアの法規制環境の水先案内人としてProsperのアジア進出を支援するようだ。SBIグループは時価総額$8B(80億ドル)超。連結子会社65社、関連企業12社(うち上場企業9社)を抱える。

Prosperでは最高2万5000ドル(平均5000ドル)まで借り入れを申し込むことができ、ローンは小口に分けてリスクを分散している。融資は、借り手に最も有利 な金利を入札したProsperの貸し手から調達。収入は借り手からアップフロントで回収するローン総額の1%の手数料収入と、貸し手からローン管理費と して回収する年間0.5%の手数料で成る。Prosperが手がける融資総額は現在$79M(7900万ドル)以上。その会員数は38万人を超える。

これまでのところ、低利で借りてクレジットカードの借金の返済に充てたいメンバーが多数ログインしているようだ。Prosperに資金提供しているBenchmarkでは、P2P金融業者Zopaにも投資を行っている。

サブプライム(sub primeローン:信用度の低い借り手向け住宅ローン)金融市場が住宅ローンのモーゲージ市場から大打撃を受ける中、こうしたP2P金融のスタートアップが拡大しているのは皮肉なもの。同様にこうしたスタートアップの浮沈もリスクをいかに効率的に管理できるかにかかっている。

Prosperは透明決済とローン返済の月極め自動引き落としの推奨、評価トラッキングでリスク管理を行っている。借り手をグループに分けているのも、あと一つのリスク管理手段だ。これによって初めての借り手も最初の信用(と低金利)を得る助けになるし、ネットワーク全体としても各グループの評価を結びつけることで自警が促されている。

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