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インターネットはIPTVにはまだ早い(らしい)

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iptv.pngヨーロッパのISPが挙って、BBSの新しいオンラインTVプレーヤーiPlayerに関して立ち上がった。Tiscaliらのサービスプロバイダーや、Carphone Warehouseなどの会社が懸念するのは、BBCのプレーヤーがうまくいきすぎてピーク時のネットワークに影響を与えるのではないかということだ。

インターネットはまだIPTVを受け入れられる段階にないようだ。Financial TimesによるとTiscali UKのMary Turnerが次のように語っている、「インターネットはビデオを配信することを考えては作られていない。能力の向上には尽してきたがバンド幅は無限ではない」。Joostが他のオンラインビデオと画質の面で太刀討ちできるのかという懸念もあり、テレビがオンラインに参入する道は険しい。

joostinlay.pngしかし本件が、ISPがネットワーク能力を増やさずに収益を上げようと考え始める度に浮上する、ネットの中立性の議論に持ち込もうとするものだということは見えすいている。GigaOmによれば、英国ISPが高まる要求に答えるために能力を上げるのにかかる費用は$2B(20億ドル)にも上るという。

ここ米国もアップグレードの時期に来ている。米国のブロードバンドの最速度は実際、他のOECD諸国に遅れをとっている。日本のサーファーが100 Mbpsのフェラーリでインターネットに繋いでいるのに対して、米国の最高40Mbpsは1970年代のハッチバックだ。料金も$0.22/Mbpsと、アメリカの$3.10/Mbpsよりも安い。Sacramentでは$260/月で50 Mbps接続を自慢している会社さえある。

新しいIPTVスタートアップはインターネットのトラフィックのほんの一部にすぎない。CacheLogicのレポートによれば、インターネットのトラフィックの60%以上が、P2P(ピアツーピア)のファイル交換に使われていて、その中の約60%がビデオコンテンツに関わるものだという。IPTVも需要を喚起はしているが、槍玉に上げられるのは、矛先に巨大コンテンツプロバイダーが揃っているからに違いない。

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