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PubSub―やつらが帰ってきた

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PubSubはサービス自体よりも、去年自ら招いた内部崩壊の方で有名だ。この会社が開発した自称 「未来検索エンジン」は、ユーザーがキーワードを入力すると、ブログなどのRSS対応のニュースが書かれる度に取ってきてくれるというもの。

これは面白いアイディアで、以来ブログ検索エンジンのほとんどが似たようなことをやっている。しかし、会社のファウンダー、Bob WymanとSalim Ismailの関係はうまくいったことがなく、個人間のトラブルがついには公のこととなってしまった。Ismalは権力争いの末に失脚、KnowNowとの合併は流れ、会社は閉鎖した。その後になってからも、Wymanは自身のブログでIsmailを非難し続けている

現在はIsmail、Wymanともに新天地にいる。IsmailはYahoo BrickhouseというYahoo社内の新製品開発を支援する半自立ビジネスユニットを率いている。WymanはGoogleで、(なんと)PubSubと呼ばれる内部プロジェクトに関わっている。

PubSubは終ったものだと思っていた。しかし、Ian Bellが今日メールをくれて、会社は再スタートに取りかかっているそうだ。たしかにホームページは新しくなっている。Bellによると、PubSubの出資者らが、小株主の反感をかって大もめした資本再編成の後、会社を引き取り、資産の大部分をBellに売り、さらに新しく$1M(100万ドル)を出資したという。

Bellは、6ヵ月以内に「ユーザーフレンドリーなYahoo Pipes」としてPubSubを再スタートすると言っている。それ以上は何も語らないので、いったいどんなものになるのか、PubSubのテクノロジーがとう使われるのかもわからない。並行して、PubSubのマッチングエンジンを直接使うFacebookアプリケーションを来月開始するとも言っていた。好きな言葉を入れると、関係のあるニュースや情報が送られてくる。

そこは見てはいけない

元のPubSub武雄伝と共に生まれた悪感情はまだ収ったわけではない。小株主らは、KnowNowとの合併話の時のPolygon Capitalのやり方や、結局会社を漬してしまったことに対して、かなりにアタマに来ているらしい。最終的にPolygonと関係者たちで会社の全資産を押えて、ファウンダーと小株主には何も残らなかったという。Polygonは事態を解決しておらず、会社が宙ぶらりんの状態では訴訟する意味もほとんどない。ただし、新生PubSubが成功すれば、突如として大金の標的が現れ、かつての株主にとって新たな訴訟のネタとなるかもしれない。

何が起きるにせよ、ドラマは続くに違いない。そして、注目されることのすべてが、新しいスタートアップにとって「最高の宣伝」になるとBellは言っている。

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