zyb
Plaxo

オランダのZyb、携帯専用ソーシャルネットワークを開設

次の記事

Google、動画サービス返金への対応を変更。よくやった!

アドレス帳専用アプリをソーシャルネットワークに使う…その発想自体は新しくはない。ちょうど2週間前にもPlaxoが始めたばかりだし。

今回参入したのは、オランダの新会社ZYB。ここは携帯電話の連絡先リストをネットワークの中核に使っている。Plaxoと違って(過去のスパムを詫びなければならないという)心理的負担もないし、信頼していいものやら利用を躊躇するユーザーが多い(私はもう、とっくの昔に許しているが)Plaxoとは状況が異なる会社だ。

Zybは2006年半ば、携帯電話のバックアップのサービスからとりあえず始めた。ユーザーは比較的簡単にZYB のサーバーに自動的に連絡先リストとカレンダーをシンクできる。携帯を失くした時などバックアップにあると便利だ。それに実際そのウェブ・インターフェイスは連絡先・予定表の新規入力もずっと簡単にできる。しかもサービスは無料で、アクティブユーザーは現在約20万人にのぼる(大半はヨーロッパ圏)。

こ うしたサービスを通して「みんな親しい友だちや同僚、家族のことは全部か全部近く携帯電話の連絡先に追加する」ことに気づいたZYBが今度は、人と人のつながりをレバレッジできるようソーシャルネットワーク構築に乗り出した。ZYBのソーシャルネットワークでは連絡先リストに友人として誰でも登録が可能 だ。登録すると相手の連絡先リストにもこちらを追加してもらえるようリクエストが回る。ユーザーには標準のプロフィール専用ページが あって、ここに写真やコメントなど追加。自分のログイン状態のステータスはテキストやSMSでアップデート可能で、これは自分のプロフィールに表示される し、こちらの近況が知りたい友だちはこれを購読すると常時こちらのステータス更新情報をテキストメッセージで受信できる(この辺はTwitterっぽい)。

ZYBの利用はとりあえず無料だが、同社では最終的にはOutlookのシンクなど有料のプレミアムサービスの提供も予定していると言う。

欧州の携帯フォンなら設定はものの1分もあればできるが、米国の携帯フォンからだとZYBの基本サービスは使いにくい。マニュアルで連絡先を追加するのを厭わなければ(私もそうした)米在住者もサインナップして利用は可能だ。

本社所在地はコペンハーゲン。従業員約20人。大体の社員はケンブリッジの開発オフィス駐在。 同社では2006年後半、Nordic Venture Partnersから€3M(300万ユーロ)の投資を調達済み。

[原文へ]