「オーバーレイ広告はうちが先」VideoEggら他社陣営からYouTube罵倒の大合唱

次の記事

Lyppのカンファレンスコール「Free-n-Easy」9月登場

VideoEggではもう1年も前からオーバーレイ広告のシステムを市場に出し、そこから “多大な”利益を得ている。実際このシステムは大成功だったようで、同社ではこれと同じ技術をベースに先ごろFacebook用広告ネットワークも出した。

同社のアイディアは、ビュー可能な動画領域の片隅に基本情報とグラフィックスを盛り込んだFlashのオーバーレイ広告を出す、というもの。ユー ザーは広告をクリックすると、もっと詳しい動画広告が見れる。プレロールやポストロールの広告ほど視聴の邪魔にならないし、動画の周りに出す広告よりパ フォーマンスも上。ゆくゆくはこの手法が動画広告の標準になる可能性もある。それどころか30秒の広告スポットの売上げが右肩下がりの一般TV広告の状況 を鑑みると、普通のTV広告にまで広がりそうなポテンシャルさえ持っている。

VideoEggのこの広告ユニットの成功をみたら、YouTubeがそれと同じフォーマットを広告に採用したところで何ら驚くには当たらない。が、YouTubeがこれを発明した企業について一言も触れず素通りするとなれば話は別だ。VideoEggでは本件について特許出願中と言う話だし、YouTubeも今後なんらかの交渉が必要になることは固い。

Nick Carrが指摘したように、YouTubeの(オーバーレイ広告導入の)ニュースを最初に伝えたマスコミのほとんどは宿題をやり忘れたのだろう。CNETの記事などまるでYouTubeの広告塔ではないかと、Carrはこき下ろしている。これを受けCNETは記事タイトルを変えたが、それでもVideoEggがこのユニットの発明主だという点については、まだ一言もない。

一方VideoEggは状況にうまく対処しており、ここぞとばかりに自社宣伝に励んでいる。この上にあるようなグラフィックスを早速トップページに出し、報道関係にも自社製品の解説に躍起。俄然みんな注目を始めた。

[原文へ]