YouTubeのリストの順位を操作するサービス登場

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メディアにおける正直さについて

友人の追加やプロフィール情報を自動化して操作するサービスがMySpace用に登場してからもうかなりの時間が経つ。友達の数や記事の数を増やせばトラフィックが増え、ユーザーがMySpaceでどんな商売をしているにせよ、最終的には好影響を与えるはずだというアイディアである。

YouTubeはこれまでこの種の灰色の手段で操作されることは少なかった。「YouTube Friend Adders」という友達の追加を自動化するサービスが一時あったが、YouTubeの仕組みからして、友達を追加したところでこれといった目に見える利益は出そうになかった。

そこへ昨日、「Tube Automator」という新しいサービスの情報が届いた。Tube AutomatorはアップロードされたYouTubeビデオに関連して、友達追加、コメント投稿、評価投稿のプロセスを自動的に操作することでトラフィックを確実に増加させると約束している。

投稿したビデオが「もっともたくさんコメントがついたビデオ」、「もっと閲覧回数の多かったビデオ」、「もっとも評価の高かったビデオ」などのトップリストのいずれかに掲載されればYouTubeでの確実な利益に結びつく、という理屈である。

Tube Automatorのウェブサイトによると、

  • 数百のYouTubeアカウントを自動的に作成する機能が組み込まれている。ユーザーはスパム防止用コードを読み取ってタイプインするだけでよい。
  • ユーザーのビデオを自動的に「もっとも評価の高いビデオ」、「もっともコメントの多かったビデオ」のセクションにリストアップさせる。
  • ユーザーのビデオがこれらのページに掲載されれば、大量のアクセスがあって自動的に「もっとも閲覧回数の多かったビデオ」に掲載される

さらにYouTubeが規制を始める場合に備えて、Tube Automaterは人間の自然な投稿に見せかけるために投稿をランダムな間隔で行い、また世界各地のプロキシーを利用して投稿する機能をサポートしている、という。

これがうまく行くのかどうか私には判断がつかない。彼らのデモビデオ(下にスクリーンショットを掲載)には、このソフトウェアを利用して高い順位を得るのに成功したと称する実例が映っている。あるビデオはChris Pirilloのような有名人のビデオと並んで表示されるくらい高い順位にいる。

YouTubeファンとしてはGoogleが可能な限り速やかにこういった不正行為を行なうサイトを突き止めてブロックすることを願うばかりだ。こんなパッケージがまかり通るようでは、YouTubeのトップリストの信頼性に疑問符がつくことになりかねない。

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