Wikipediaの編集が豪政界スキャンダルに

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オーストラリアの首相府はWikipediaを編集していることを発見された。これはWikiscannerが監視している「興味ある団体による更新」のリストに加えられたもの。

首相内閣府(Office of Prime Minister and Cabinet)の一部のスタッフは政府にとってダメージとなるようなWikipediaの項目を編集していた。これには 不法入国を試みた船から子供が海に投げられたとされる事件から不法入国者の強制収用政策に至るページが含まれている。またオーストラリアの大蔵大臣 Peter Costelloの経歴紹介記事から「キャプテンにやにや」(CaptainSmirk)というあだ名を削除した他、武備志という武道関係の項目に“Poo bum dicky wee wee”などという無意味な1行を書き込むなどの奇妙な振る舞いをしている。

オーストラリアは今年の11月に連邦議会の選挙を控えており、この編集は当地では大きな政治的事件となっている。野党のリーダーKevin Ruddは首相を「公務員を指図して政権に都合がいいように歴史を書き換えようとした奇怪な行動」と非難した。ただしRuddも自身のスタッフがWikipediaの項目で事実に関する書き換えを行なったことがあるかもしれないと認めた。どちらが正当なのか、これは見方次第だろう。

オーストラリアのマスコミはまたオーストラリア政府の中で国防省ががもっとも積極的にWikipediaの編集を行なっている報道している。「9/11の真実」という運動に関する項目から、オーストラリア国防大学(AustralianDefence Force Academy)、ベトナム戦争時代の「ペンタゴン文書事件」に至るまで なんと5000項目も編集しているそうだ。国防省のスポークスマンは「省として職員のWikipedia編集を全面的に禁止することを検討する」と述べた。

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