KickApps、iPhone対応の動画とフォーマット発表

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KickAppsは、ホワイトレーベルでのソーシャルネットワーク構築を提供するプロバイダー。同プラットフォーム上にホストされているソーシャルネットワークに、iPhoneユーザーがより簡単にアクセスできるようにした二つの取り組みに関し、今日(米国時間8/27)発表が予定されている。一つ目は、iPhone端末はFlash対応でないにも関わらず、KickApps加盟ネットワークサイト(アフィリエイト)にアップロードされた動画は全て視聴可能になる、ということ。二つ目は、加盟サイトが自ネットワーク(コンテンツ)をiPhone用にフォーマットできるように、ディベロッパーツールをリリースするということだ。

8月24日をもって、KickAppsはアップロードされた動画を自動的にFlashとQuickTime両方に変換し始めている。翌月あたりには、同社はこれまでのFlash動画コレクション全てをQuickTimeに変換する予定。iPhoneユーザーがKickAppsにホストされている動画を見ようとする際には、QuickTimeファイルが提供され、同サイトの動画をデスクトップクライアントで鑑賞する際には通常のFlashアプレットがこれまでどおりロードされる。

技術的な面から言えば、これはそれほど難しいことでは無い。しかし、FacebookMeeboNetvibesがiPhone向けに提供していることを他のWeb 2.0企業各社でも見てみたいと思っている見込み客にとって、KickAppsの取り組みはなかなか良いアピールといえよう。また、ホワイトレーベルのソーシャルネットワーキングプラットフォームとしてはiPhone向け機能を最初に提供するサービスとして、同社は優位性を獲得したと言えるだろう。

おそらくAppleがiPhone向けにFlashサポートを近いうちに提供するであろうことから、KickAppsネットワークのiPhone用フォーマット対応に関する二つ目の発表は、より長期的にみてもその重要性を維持するだろう。同社は、現在、加盟ネットワークの各ネットワークページに対し二つのCSSファイルを作成できるようにしている。一つめは通常のブラウザー対応ページのスタイル用、二つめはiPhone用。クライアントのブラウズ環境をJavaScriptのスニペットで判断した後、適切なスタイルシートが適用される。

KickAppsはテストネットワークKickFlix.netで、iPhone上でのフォーマットと動画再生の模様を見られるようにしている。とても美しいというわけではないが、iPhoneの小さなスクリーン上でもきちんと動画が再生され、メンバーが(スクリーン内に)収まっている。残念なことに、同社は実際の動画そのものとメンバーページをiPhone用にフォーマットしてはいない。この手落ちを見る限り、「ネットワークにとって実際のネットワークページをiPhoneにフィットするようCSSファイルを作成することが、実際どれほど簡単なものなのか」と不思議に思ってしまう。

KickAppsは、これら提供内容のリリースを少々急ぎすぎたのではないかと思う一方、過熱気味 のホワイトレーベル・ソーシャルネットワーキング分野で、同社がリードしているのは見るのはうれしいニュースである。Ningなどその他の企業も、同様の方向性に向かうことを期待したい。

KickApps関連の詳細については、DIY(Do It Yourself)、ホスト付きソーシャルネットワーキング・ソリューションについての最近の比較記事も見てもらいたい。

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