スタートアップが受験勉強を変える

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大学を受験した人間なら誰でも標準化されたテストの準備で苦労したはず。失敗の代償がとてつもなく高くつくので、受験生も両親も準備に金と時間を惜しまずつぎ込んできた。そこで、受験勉強を助けることでこの競争から利益を得ようとするスタートアップがいくつか現れている。

Prepmeははシカゴ大学のビジネス・インキュベータから生まれた受験勉強サイトだ。2001に創立されており、SAT、PSAT、ACTを受験する学生のためにアルゴリズムによって最適な勉強方法をカスタマイズして提供する。

Kaplanのオンライン・コースのように最適な勉強のコースを最初に一度だけ決めてしまうのではなく、Prepmeでは教材を学習していくうちにその結果に応じて勉強法を変更していく。システムは学習者がどの質問に正解し、どの質問で間違えたかをモニタして、学習者が間違えた分野により重点を置いて学習を進める。

さらにPrepmeでは、優秀な成績を取った大学生が指導者となってリアルタイム・チャットで学習者の相談に乗る。

SATの受験準備だけで年間$130M(1億3千万ドル)の大産業なのだから、Web 2.0的テクノロジーを導入するのは当然考えられるステップだ。この新しい動きを見て、KaplanやPrinceton Reviewのような大手もPrepmeなどのスタートアップに対抗すべくオンライン・サービスの提供を始めている。Prepmeの料金が$300から$500というところなのに対して、Kaplanの場合は、最低料金が$400だ。

Prepmeは対象の試験の範囲をGMAT、MCAT、LSATに広げると同時に、リアル予備校と提携して総合的な受験準備サービスを提供している。またPrepmeはメイン州とすべての高校2年生にこのサービスを提供する契約を結んだ。

われわれのGrockit紹介記事も参照。これはシリコンバレーのスタートアップで、多人数オンライン・ゲームの手法を用いたP2Pシステムで学生の勉強を助けるサービスだ。

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