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モバイル版ソーシャルネットワーク至高の目標

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われわれは、ZYBMocospaceMig33など最新のモバイル専用ソーシャルネットワークをウォッチしてきた。いずれも独自のセールスポイント(Mocospaceは超簡単に使えるし、ZYBには自社のアドレス帳バックアップサービスのユーザーが控え、Mig33には700万ユーザーを誇るVOIPツールがある)があるが、そのどれにもまだ入っていない最重要機能が、位置情報検出とユーザー同志の情報交換だ。

これこそがモバイルソーシャルネットワークの至高の目標であり、デスクトップ環境以外でネットワークをする本当の理由だ。会議や、教室、パーティー、バー、地下鉄の駅、飛行機などどこに行った時にも、そこにいる人たちのプロフィール情報をプライバシー設定に応じて見ることができるとしたらどうだろう。見える情報は、ビジネスミーティングなら簡易LinkedIn風の情報だろうし、そこがバーであればFacebook流に現在の異性関係など、状況に適したものになる。

近くに友人がいることがわかって、同じ興味(どちらも独身、というだけであっても)を持つ人と新たに出会えるチャンスがあるとなれば、ネットワークを利用する人は爆発的に増えるだろう。ただし、他の多くの新サービスと同じく、そこにはニワトリと卵の問題がある。みんなが使うようにならない限り、誰も使いたがらない、というわけ。Meetroは地域に応じて友人を見つけるインスタントメッセージのサービスだが、ここ数年間メンバー集めに苦労しているのはこの理由からだ。

技術的な壁は問題ではない。携帯基地局による三角測量やBluetoothによってユーザーの位置確認や電話機同志の通信の問題は大方片付いている。いちばん難しいのはどうやってクリティカル・マスを越えるユーザーを集めるかだ。

失敗

何とかしてこれを越えようとして失敗した痕跡はある。Nokiaはもう3年近くも前にNokia Sensorをスタートさせている。これは、Bluetoothを使って、ユーザーの情報をブロードキャストするもの。そんなの聞いたことがない、だろうがそれはみんなも同じ、ただし今でもダウンロードは可能だ。GoogleのDodgeballも、同じく見事に失敗した実例で、こちらは、10ブロック以内にいる友人(または友人の友人)に、自分の状態を知らせるものだ。

新たな試み

多くの新しいスタートアップもこれに挑戦している。きのう(米国時間9/10)のTechCrunch UKの記事でドイツのAka-Akiや、パリのMobiluckMeetMoi(唯一米国生まれのスタートアップ)が紹介されている。コペンハーゲン拠点のスタートアップ、Imityもいる。イノベーションがヨーロッパでばかり起きているのは不思議なことではない。現在のやり方は、Javaベースのソフトを電話にダウンロードするのだが、米国のキャリアや電話機は、ユーザーが作ったJavaアプリをインストールするのを許していないところが殆どたからだ。

Aka-Aki

ドイツのAka-Akiは、わずか数週間前に出来たばかりだ。ユーザーはプロフィールを作って、Javaアプリを電話にダウンロードする。さらに自分自身や仕事に関するグループを作ったり、参加することができる。メンバーが近くにいれば、お互いの情報がBluetoothで送り合われる。プライバシー設定によってデータの流れを制御できる。グループに参加すると、さらにプライバシーのレベルが増える。例えば、独自者は独身者とだけ交信できる、などだ。一致する人とだけ性的指向を共有する、というのもある。

秘かにスタートした後、クチコミで広がってきている。ベルリンでは何千人もがこのソフトウェアを使っているので、プロモーションをうまくやればクリティカル・マスに致達する可能性もある。この会社は、FoundersLinkで小規模のシードラウンドを実施済みで、現在さらに大きい調達を考えている。

Imity

コペンハーゲン拠点のImityは4月にローンチしたが、こちらもまだ注目されていない。Aka-Akiと同じく、Bluetoothで他のメンバーを見つけ出して、基本的なプロフィール情報を携帯電話に送ってくる。さらに、ウェブからも人の動きを追跡できので、パソコンからチェックすることもできる。これは、モバイルと通常のソーシャルネットワークを繋ぐもので、クリティカル・マス獲得の後押しをするかもしれない。共同設立者のNikolajNyholmは、顔認識とイメージタギングサービスのPolar Roseにも関わっている。

Imityは2007年2月にオープンソース化している

MeetMoi

唯一米国発のサービスであるMeetMoiは、Dogeballにいちばん似ていて、携帯メールを利用して人と人とを結び付ける。出会い系が中心で、自分の位置をサービス側にメールすると、近くにいるユーザーに通知が行く。興味を持った人がいればコンタクトしてくる。この会社はAcadiaWoods Partnersから$1.5M(150万ドル)を調達し、ニューヨークに拠点を置いている。

MobiLuck

パリにあるMob
iLuckも、Aka-AkiとImityと同じくBluetoothを使っている。ソフトウェアを携帯にダウンロードして、他のユーザーが近くに来るとバイブレータが鳴る。その後はチャットするなり写真を送るなどすればよい。

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