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Zune Socialに参加しないって?私もだ。

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picture-177.pngかわいそうなJ Allard。彼はMicrosoftではダントツのクールガイ。オリジナルのXboxを世に送り出した人物だ。そのAllardは、いま、必死にZuneに取り組んでいる。しかし、スティーブ・ジョブスにはとてもかなうワケが無い。

iPod対抗策としてRedmond(ここではマイクロソフトを意味する)が打ち出したものはこれまで比較的ぱっとしない。昨年の販売開始からZunesの販売台数は120万。同時期におけるiPodの販売数(4000万以上)の3%以下、そして2001年以来、iPod販売数1.1億のおよそ1%のみが販売されたことになる。そこで、Allardは さらに一層iPodに似たルックス、それに新たにflashメモリバージョンを含むZuneを以てiPod対抗を試みている。かなり「nano」だ。でも、え?Zune phoneは無し?イケてるiTouchも無いって?一年前にAppleが達成した位置に、Allardは追いつこうとしている。

だが、少なくとも彼はZune ブラウンの販売を打ち切ろうとしてる(この色を好むのはUPSの配達員ぐらいだろう)。ユーザーのコンピュータとワイヤレスで同期できるというのはナイスだ。そして、Zuneミュージックストアは、間もなく100万に及ぶDRMフリーの楽曲の提供を開始予定。やった!しかし、ユーザーが他者と楽曲を共有した場合には、共有相手がその楽曲を再生できるのは3回に限られている。それがMicrosoftだ。「DRMフリー」ミュージックにも、ちゃっかり「DRM」を含んでいる。

それで、二級品のデバイスを若者にウケるようにしようとしても、ええっと、誰も気にかけてはくれないだろう。さらに、Allardはこれまでで、最大のブレストを実現。Zuneは、ほら、他のデバイスと同じような単なるMP3プレイヤーでは無い。ソーシャルネットワークなのだ!そこで「Zune Social 」登場となるわけだ。Facebookに対する投資話がうまく行かない場合に備えて、Microsoftが考えている対処策がこれでなければいいいが。

「Zune Social」はデジタル音楽プレイヤー所有者の1%、あるいは、これからZuneを購入する人を対象にしたソーシャルネットワーク。同ソーシャルネットワーク利用により、ユーザーはZuneでのプレイリストや楽曲サンプル を相互共有できるようになる。ふーむ。いや、まったく。私はすでにiPodに収めている楽曲のプレイリストをLast.fmやAnywhere.fmのようなサービスを通じて、他者と共有できる。それに、世界中の誰でもが私自身のプレイリスト(に収めている楽曲)を、完全無料、しかも音楽レーベル企業からのお墨付きで聴けるimeemのようなサービスを利用してプレイリストを作成することも可能だ。購入した楽曲を見せびらかすことのできる My iTunesウィジェットなどで、アップルまでもがソーシャルミュージック分野へ進出を始めている。オンライン音楽サービスとしても、ハードウェアとしても、より高い人気を集める他サービスが多数存在する中で、Bill GatesとJ Allard以外にZune Socialを利用する人などいないだろう。

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