中国、RSSフィードをブロック?

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china.jpg「中国政府がすべてのRSSフィードをブロックし始めた」とArs Technicaの記事が伝えている。

この前にもFeedburnerのフィードがブロックされたという報道があったが、現在のところRSSフィードは全般的にみてまだブロックされておらず、中国国内のユーザーも仮にブロックされていたら見れないような情報も普通のウェブ・ページで見ることができる(訂正:中国の読者からの情報によるとFeedburner、Flickrなど一部の現象のようです)。

WebSitePulseの「Great Firewall テスト・ツール」で簡単に調べたところTechCrunchもフィードにブロックがかかっていた。

中国におけるブロードバンド・ユーザーの数は向こう1年から1年半でアメリカを追い越すものとみられている。中国は急速に世界でもっとも重要なオンライン市場になりつつある。主権国家は自国内でどのようにでも検閲を実施する権利があるという議論もあるだろうが、Web 2.0ビジネスの観点からすると、もっと重要な差し迫った問題は、この「万里の長城」による検閲が外国勢との自由競争を不公正に妨げる障壁となっていることだ。このことは一方で中国がオーストラリアを含む諸国とFTA(自由貿易協定)を結ぼうと試みている―一部の国とはすでに交渉を始めている―だけに、重要である。

中国が将来、APEC FTAに加入しようとするという観測も出ている。そこでオンライン産業だけが「万里の長城」による検閲によって中国市場へのアクセスを拒否されて、結果としてFTAによる権利を中国政府によって無視されることになるとしたら、公正といえるだろうか? 西側政府は概してまだオンライン産業の広い意味での経済的利害を十分に考えているとはいえない。強力なロビー活動とかたまたまオンライン産業に理解のある政権が生まれるとかしなければ、おそらくこのウェブ産業は、鉱工業や製造業、農業などの利害の前に忘れ去られてしまうだろう。

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