Twitter + Second Life = 自然発生的ウェブ会議室

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ご両親へ。節約するならKindersayをやらせましょう。

われわれは、これまでSecond Lifeに少々厳しい記事を書いてきた。悲しい現実だが、今年のSecond Lifeは、われわれが書くに値すると思うような週刊誌ネタを提供してきた。

最近は少し変わってきている。当初の「築けよ、さらば道は開かれん」的コーポラティズムは、もっと役に立つ中身に置き換った。IBMやCisco、Amazonのような会社も、今やSecond Lifeを企業のコラボレーションスペースとして使い、Metanomics Seriesなどのカンファレンスがバーチャルワールドのメリットについての真剣な議論をバーチャルスペースに持ち込んだ。

8月の始めには、Second Lifeで音声が使えるようになり、まだ広く普及はしていない(特に高齢者には)ものの、機能面でSecond Lifeを大きく変えた。

TPN Island最近私が発見したSecond Lifeで音声を使うメリットは、ウェブ上の自然発生的な出会いの場として使えること。土曜の夜私は、オーストラリアのRobert Scoble(いい意味で)であるMicrosoftのNick Hodgeが、Second LifeでThe Podcast NetworkのCameron ReillyとTwitter経由でチャットしているのを見つけた。すぐにSecond Lifeに入って会話に仲間入りして、3人になった。私は自分の存在をリンクと共にTwitterに流した。30分間で3人が15人になり、3時間以上いる間に参加者は延べ20人になった。Second Lifeの音声を使って、われわれはSecond Life自体のことやWeb 2.0、政治や環境についてなど、さまざまなことを議論した。

当然、Skypeの電話会議と比べることになるが、古くからのSkypeユーザーでSkypeを使ったスタートアップを立ち上げたひとりとして言わせてもらえば、Skypeの電話会議は4~5人になると使いものにならない。Second Lifeはその点、15~20人程度ではびくともしない。ビジュアル化と、人に向かって話せることによって、本格的な話し合いの場として使える。(Second Lifeは話者の位置に応じて音声を送るので、アバターが左にいれば、ヘッドホンで左から声が聞こえる)

Second Lifeに入って何かを議論するのは、BarcampやPodcamと、地元のバーやパブで友人の輪の中で話をするのとの、中間のようなものだ。Second Lifeを使う人たちは悲しそうだ、といわれているのをどこかで読んだが、これにはこう返すしかない 「married with children(既婚でこぶつき)」。妻が「America’s Next Top Model」の最新の回を(かなりマニアックなZensonic Z500のホームネットワーク経由のストリーミングで)見ていて、息子が眠っている間に、私はたくさんのいいブログmeetupやブートキャンプなどのバーチャルリクリエーションに参加し、[つまりはアメリカのホームドラマ『Married… with Children』のように家族が機能不全の]状況なのだ。が、さらにいいのはこれが自然に起こっているということ。時間がたてば、Second Lifeや他のバーチャルスペースに、有効な会議スペースとしてのメリットを感じる人が増えるだろう。これからは、リアル世界の会議室で実際に会って会議をする必要はなくなるはず。Second Lifeなら、同じ会議をコストもかからず、バーチャルで会うことができるのだから。

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