Snocapが社員6割を解雇、会社売却へ(Deadpool入り)
NapsterのファウンダーShawn Fanningが生んだB2Bデジタル楽曲配信会社Snocapが社員60%を解雇し、会社の売却先を探しているようだ。CNetが確かな情報として伝えた。これを以って同社はDeadpool送りに。
Snocapの資産売却には既に「数社が名乗りを上げている」という。
SnocapはRon Conway、Morgenthaler Ventures、WaldenVCなどからの出資を元に2002年創業。版権所有者がp2pネットワークやDRM完備のサイトで楽曲を販売できるようにすることで、P2Pネットワークを販路に活用しながらも楽曲を有料に保つサービスを提供してきた。
2006年9月、MySpaceに楽曲販売サービスを提供する契約を結んだが、Snocapの大型契約はこれが最後となった。Shawn Fanningが新たにWorld of WarcraftがテーマのSNS「Rapture」を始める計画については2006年12月のエントリで紹介している通りだ。SnocapのサイトにはMySpaceとの契約はまだ有効とあるので、これが新オーナーにそのまま権利移転となるなら、Snocapの叩き売りにもおそらく多少は色がつくのではないか。
Snocapは目下、TechCrunch Deadpoolで動向をウォッチング中。
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