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Napster、デスクトップクラアントを廃止か―非DRM化に希望をつなぐ

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ビッグニュース! われわれは訴えられなかった

噂では、Napsterはより広い範囲のユーザーを獲得するため、 デスクトップクライアントを廃止して、完全にウェブ・ベースのクライアントを提供するなどのリニューアルを図ろうとしているという。いったん登録しさえすれば、ユーザーはどんなコンピュータからでもウェブを通じて音楽を聞けるようになる。また、他の多くのオンライン音楽サービスと同様、新しいウェブ・ベースのクライアントにはエンベッド可能な音楽用ウィジェットが用意されて、他のサイトに貼りこんだり、ウェブにアクセスできる各種のデバイスで再生できるようになる。

しかし、Napsterで革新が必要なのはデスクトップクライアントばかりではない。Napsterは今だに定額契約制をとっていて、そのため現在市場を支配しているデジタル音楽プレイヤー、iPodと互換性がない。(これは拙劣な政策だと業界の専門家が批判している)。結果、デジタル音楽マーケットの 70%を占めるといわれるウェブに自由に接続できるAppleのiTunesシステムに大きく遅れをとる結果となっている。

しかしNapsterはまだかすかな望みを見出している。Amazonは越えがたかった一線を越えてオープンなデジタル音楽のダウンロードに踏み切った。NapsterのCEO、Christopher Allenは「来年の末までにはDRMなしのMP3が業界の標準になるだろう」と予測している。現在のところUniversalグループとEMIグループだけがDRMなしの楽曲を販売している。しかし、iPodは好きだがAppleと収入を折半するのがイヤだというレーベルが後に続くことになるのは間違いないだろう。

音楽関連のニュースでは、Ars TechnicaがiTunesがDRMなしの楽曲の価格を$0.99に下げると観測している。それでもまだAmazonに比べて $0.10も高い。われわれの「楽曲無料化行進曲は鳴り止まない」という記事も参照。

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