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Flickr、新しいジオタグと「Places Page」をローンチ

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「Web 2.0 Summit」のスタートアップ速報

今晩 Flickr が何か発表するというので、私は長らく待たれているビデオ機能の追加の件かと思った。残念ながらそうではなかった(近々実現するのは間違いない)が、ジオタグ機能の重要なアップデートと「Places」と呼ばれる新しいコーナーがリリースされた。

ジオタグ(GeoTagging)のアップデート

Flickrは写真へのジオタグを1年前にスタートさせた。現在ジオタグ付きで2900万の写真が公開されており、毎日15万の新しい写真がアップロードされている。今回のアップデートではジオタグの方法(YahooMapを利用)に変更はなかったが、検索結果のページが改良されている。

従来のページでは多数のジオタグ付き写真を一覧できなかった。新しいバージョンではタグを世界地図の上からジオタグの場所を選択して表示できる。ユーザーは従来のタグに加えてジオタグを元にすばやく情報を検索できるようになった。ナビゲーションの改良も同時に行なわれている。

全体として有用な改良ではあるが、ジオタグの利用に関してブレークスルーがやってくるのは撮影デバイスにGPSが組み込まれて自動的に適切なメタデータが画像に付加されるようになってからだろう。それまでは一般ユーザーが正確なジオタグ用メタデータを付加する手間をかけるとは思えない。

Places Page

こちらのアップデートの方が面白い。 Flickrは「Places Page」という新しいコーナーを設けた。これはユーザーに特定の場所に関連した情報を提供するサービスだ。われわれはこのサービスについての解説をPDFファイルでScribdにアップロードしている。

このページはFlickr流の「関心」のコンセプトに基づいて、ただし場所とタグの両方をベースに構築されている。 そこでChina/bicycle〔中国/自転車〕と検索すると中国で撮影された自転車を含む人気ある写真がヒットする。「パリ/建築」なども一例。世界の7万箇所がこのように付加タグ付きで検索できる。Flickrは画像データにグループ情報に加えて、気象やローカル時刻など、その場所に関連する情報を自動的に付加する。

しかしこれらの機能は次第に改善されていくだろう。そのうちユーザーはページを時間や季節で絞りこみできるようになり、たとえば「秋のニューヨーク」とかその地域で開催された特定のイベント、などといった写真を選び出すことができるようになるだろう。

Flickrには現在10億枚の写真がアップロードされており、3770万の月間ユニーク訪問者がある。さらに1500万人の登録ユーザーによって毎日250万枚の写真がアップロードされている。ファウンダーのCaterina Fake、Stewart Butterfieldの2人は、2005年にYahooにわずか$30M(3千万ドル)でこのサービスを売却したことを、早まったと後悔しているのでは?

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