実は中年!? みんなの友だちトム(MySpace共同創業者)に年齢詐称疑惑浮上

次の記事

政治報道ランキング「Memeorandum Leaderboard」はマスコミ優位

黙っていた方がいいのかもしれないが影響が大きい話なので…。ウォールストリートジャーナルにJulia Angwinという記者がいて、前々からMySpaceのことをしつこく嗅ぎ回って同社と共同創業者、親会社News Corpについて衝撃の事実をあれこれ掘り返して書き立てている。

そのお宝ネタのひとつが、MySpace共同創業者トム・アンダーソン(Tom Anderson)をめぐる話だ。トムと言えば、MySpaceでプロフィール作ると漏れなくデフォルトで「最初の友達」に入ってる看板男だが、この彼の実年齢がどうもMySpaceのプロフィールに申告した「32歳」ではないようなのだ。Wikipediaエントリには「1975年生まれ」とあるが、これも違う。

いったい何歳なのだ? われわれが最初聞いたのは「40歳」という説だ。ネットで少し掘り下げてみたが手がかりは何も得られなかった。ところが先週Web 2.0 サミットで「オフレコなら取材に応じていい」というMySpace上級幹部がつかまった。この人物の証言によるとトムは本当は「36か37」なんだが、会社としてMySpaceはこの年齢問題にずっと触れないようにしてきたのだという。

そんなに重要な話か?と思うかもしれない。ネット一番の有名人が少なくとも会社が始まって以来ずっと年齢を偽ってきた…まあ、それだけの問題だ。他の人だったら何の問題もないだろう。でも、トムは違う。彼のプロフィールはMySpace新規登録ユーザー全員に友だちとして追加になるものだ。そこに他の情報と一緒にウソ年齢が記載されてたら、これはタダゴトでは済まない。しかもMySpaceとNews Corp.は嘘と知ってて放置したのだ。もっと悪い。

毎年トムの誕生日が来ると、プロフィールの年齢も1つずつ上がっているにはいる。が、いくら上がってもトムの場合、実年齢には4年か5年、永久に追いつかないのである。

なんでこんなことをするのか? たぶん会社を実態よりクールに見せたかったんだろう。同社は2003年創業だ。「20代の若者が始めた」と言う方が、「30代が始めた」と言うよりかっちょいいと思ったのだ。…いや、理由は別にあるのかもしれない。なんでもいいが、何千万人というユーザーに嘘をつくのは長い目で見て良いはずがない。ファウンダーのプロフぐらい本物と信用できなかったら、他の人がサイトで書く話などどうして信用できる? 信用できないだろう。そんなの誰でも簡単に分かる。

MySpaceの広報はこの問題に関してはノーコメントだが、おそらく近々トムのプロフィールはひっそり書き換えられるだろう。

[原文へ]