グーグル、ページランク格下げでリンクファームに聖戦布告

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loser.jpgグーグルがGoogleページランクの大幅アップデートを行い、クロスリンクが激しいブログリンクファームと同類のサイトの広い範囲にランク格下げの制裁を講じた。

「この変更はテキストリンク広告の売上げに関連があるのではないか」との憶測も飛んでいるが、現段階では裏づけがない。テキストリンク広告を出しているサイトのランクも今チェックしてみたが、ページランクに変更はなかった。

唯一目につく変化は、大規模なブログネットワークと、それに似たリンクファームの間で起こっている。ネットワーク内のサイトのブログの各ページから同じネットワーク内の別のブログに何百本もの外部リンクを飛ばしているケースだ。ひどい例になると、クロスリンクは数万、数十万本にも上る。これまではこうした行為もGoogleページランク上位獲得のご褒美に預かってきたが、今回の更新でこの抜け穴は塞がれたようだ。

TechCrunchネットワークのブログ群(ここは各ページともリンクはそれほど多くないし、大所帯のネットワークでもない)とGawker Mediaネットワーク(ここ同様ゴーカーも狂ったようにリンクを張るメディアではない)は現状キープだが、他のネットワークはどこも軒並み大幅なページランク格下げとなっている。AOL傘下のWeblogs Incも例外ではなく、看板のガジェットブログEngadgetがPR7からPR5に格下げになったほか、Autoblogが6から4に、DownloadSquadは5から4に下がっている。

グーグルのこの動きは、サイトのGoogleページランク頼みでテキストリンク広告や関連の売上げを得ている小さなブログネットワーク多数を閉鎖に追い込み兼ねない。その多くは投資を得て運営している会社だ。大手サイトならトラフィック単体で広告は売れる。実際にそれで売っている。でも今回の実例のように「PR7からPR4」となると広告営業はそれだけ大変になる。トラフィックの小さなサイトでは特に痛手は大きい。 ここのDeadpool(倒産企業の霊場)にも続々と新顔が入ってきそうな気がする。

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