CNETが$250Mのクレジットライン確保、その用途は?

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Facebook萌え:ヘッジファンドも計$500M+投入?

cnet.pngUpdate: 発表はこちら。内容はCNETがWebshotsを$45M(4500万ドル)の現金で買収した話など。株式買戻しや吸収合併の話は出なかったが、この現金で何か事を起こす準備を進めていることは明らか。

$250M(2億5000万ドル)が燃え、CNET Networksの懐に穴が開きかけている。

ネットメディア企業Cnetは既に$60M(6000万ドル)分の現金を持っている(年間収益推定$4億1800万ドルの企業として推定した額)にも関わらず、去る10月16日に上記額のクレジットライン(融資枠)を確保した。これだけの現金を何に使うのか?  答えは今日(米国時間10/24)これから発表になる第3四半期決算のアーニングコールでどっちみち分かるかもしれないが、たぶん一番考えられるのはCnetが株の買戻しに動いているシナリオだ。

CNET株はここ数年、落ち込みが激しい。時価総額は現在$1.2B(12億ドル)で、プライベートエクィティーファンドやヘッジファンドが周辺を嗅ぎ回ってもおかしくないほど企業価値$1B(10億ドル)に迫っている。この$1.2Bという数字は、企業資産価値合計(Oppenheimer $ Co.のアナリストSandeep Aggarwalによると$674M[6億7400万ドル])にも危険なほど近い。

CNETは、News Corp.が$5B(50億ドル)で買収したダウ・ジョーンズや、Sam Zellが$8B(80億ドル)で買収したトリビューンなど、もっと大手の紙媒体メディア同様、乗っ取りの圧力に晒されているのだ。

株式買戻しでなんとか時価総額を上げれば、乗っ取りは回避できる。Cnetの発行済株式はたったの1億5200万株なので、今日現在の株価($8)で全部買えたと仮定すると$250M(2億5000万ドル)でその株式の最大20%まで買える計算になる。(これは参考までに出したラフな計算だ。買戻しとなると間違いなく株価にも大きな影響が出る)。もっとも、これがキャッシュ活用の最善策かどうかは全く別の問題だが。

もしかしたらCNETは何か吸収合併のチャンスが出た時、即座に対応できるようクレジットラインを確保したのかもしれない。資産売却やスピンオフなど噂もたくさん耳に入っている。ともあれ今日これからの発表を待とう。

Update: CNETが急成長の写真共有サイトWebshotsをAmerican Greetingsに売却、また$45M(4500万ドル)の現金を手に入れた。Webshotsの米国内における今年9月のビジター数は昨年同期比25%増の720万人だった。詳細はこちら。)

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