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Ask.comの広告キャンペーンはいつになったら元が取れるのか?

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ask-spooky2.png今夏Ask.comをリニューアル後、親会社のIACはAskブランドの認知向上のためマーケティング今年$100M(1億ドル)を投じた。

みんなはどうか分からないが僕が見た限り最近はTVでもAsk.comのCMがしょっちゅう流れている。(僕が見るのは専らTiVoだが、広告早送りでも目につくぐらいユビキタスだ)。 このキャンペーン、どれぐらい成果が出ているのだろう?

本日(米国時間10/31)発表のIAC決算報告を見てみると、大々的広告キャンペーンの広告費さえ回収できたかどうかは怪しい。 IACの四半期総収入は$1.5B(15億ドル)。うちAsk.comやCitySearch、Eviteが属するメディア広告事業部門からの収益はたったの$190M(1億9000万ドル)だ。 昨年同期比の40%増ではあるものの、こと検索部門の内訳を見ると、Askネットワーク(同社の検索エンジンを導入している他サイトから出る検索結果)から入るる収益の方がAsk.com自体を上回っているのだ。言葉を変えると、IACのメディア広告事業は前四半期、収益に$54M(5400万ドル)のコブができたが、その全てがAsk関連というわけではない。Ask関連もその過半数はAsk.com以外のサイトから来た収益、ということになる。広告はもちろん、Askのメインのサイトにトラフィックを誘導することを主な目的として流している。

Askは市場シェアが落ちていないのがせめてもの救いだ。comScoreによるとAsk傘下のネットワーク全体で見た場合、検索市場に占めるシェアは今年9月、前月から0.2%増えて4.7%となった(グーグルは57%、ヤフーは23.7%、マイクソフトは10.3%)。 増加の幅はグーグルとヤフーの方が依然としてAsk.comより多うのだが、Ask.comはマイクロソフトから若干のシェアを奪っている。Compete.comでもAsk.comへのトラフィックは本来の調子を取り戻しているかに見える。

そんなわけで、テレビ広告が投じただけの成果(Ask.comへのトラフィック増加)を挙げているかどうかを判断するのはまだ早いかもしれない。が、この次の四半期でも数字にもっと目覚しい変化が出なかった場合、今の広告は単なる暇潰しと思われてしまうだろう。面白いけどね。

最新のCMをご覧アレ。グーグルを笑う動画だ。(同社とグーグルの検索広告契約は年末に期限切れとなるが、この動画なんか見るとやっぱり契約更新を行う気がないように思えてしまう):

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