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Salesforce、Diggクローン「Salesforce Ideas」を他企業にも提供

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Diggのクローンはもう誰もやらないのかと思いかけたところへ、SaaS(Softwware as a Service) モデルによるCRM (顧客関係管理)サービスで知られるSalesforceが参入してきた。SalesforceはアイディアをDigg方式で共有するSalesforce Ideasを提供する。10月に内容が発表されていたものだが、このほどサービスが実際にローンチすることとなった。Salesforceの運営するIdeaExchangeは顧客がSalesforceのサービスをどのように改善できるかアイディアを投稿するDigg方式の掲示板だ。このほど企業は自社ブランドにカスタマイズしたこの掲示板を発注することができる。

このサービスは、すでにSalesforceの顧客管理サービスを利用して顧客のコミュニティーを管理している企業ユーザー向けであり、またそのようなユーザーの元でもっともよく機能する。オープンソースのPliggとは異なり、このソフトウェアは無料ではない。Salseforceのユーザーなら、プロフェッショナル、エンタープライズ、アンリミテッドいずれの種類の契約でも無料だが、Salesforceプラットフォームの外でこのサービスを利用する場合、1ユーザーあたり月額$50-$100前後でのライセンスの購入が必要になる。大量のユーザーを対象にする場合は(無料の)Satisfaction というサービスのヘルプとアイディアの掲示板を勧めたい。

SalesforceはCRMプラットフォームとの統合をセールスポイントにしているが、これはPliggとは異なり、 IdeasサービスがCRMサービスから企業の顧客が誰かを知ることができるからだ。CRMシステムとの統合によって、そこに登録された企業の顧客だけをIdea掲示板にログインさせるようにすることができる。

コンセプトは単純だし、単なる掲示板よりなるほど有効性が高いだろう。Yahooさえも似たようなサービスを自社のサービスに対するユーザーのコメントを受け付けるために立ち上げている。Salesforce Ideasのユーザーは管理人のいる掲示板にサービスに対するアイディアや意見を投稿できる。この投稿記事はDigg方式の投票でランクが上下する。ある期間でもっとも人気の高かったアイディアが掲示板のトップに表示される。それぞれのアイディアには議論のためのスレッドが付属しており、ユーザーはそのアイディアに関するコメントを残せる。

Salesforceはこの掲示板に投稿されたアイディアを実際にサービスの改善のために利用してきたとしている。一部のアイディアはAppExchangeスタートアップによって実現されている。(AppExtremes, Appirio)。スタート後1年でIdeas掲示板はユーザー1万3千、投稿されたアイディア5千、毎月10万ページビューを数えるまでに成長した。DellもこのIdeaボードのカスタマイズ版「Dell Idea Storm」を利用しており、ここに投稿されたアイディアを採用して、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの一部のユーザー向けにUbuntu Linux OSをプレインストールしたデスクトップ機を発売することにしたという。

Crunchbase Digg

Crunchbase Satisfaction

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(翻訳:Namekawa, U)