Facebookの新広告プラットホームは違法か

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facebooklogo7.gifFacebookのソーシャル広告プラットホームに反発があるのはわかっていたが、どうやらMark Zuckerbergのソーシャルネットワーク制覇の野望の行く手には、もっと深刻な何かが立ちはだかっている可能性も出てきた。

New York Timesによると、Facebookのソーシャル広告プラットホームは、ニューヨーク州の100年来のプライバシー条例に触れるという。その条例には「何人であれ、事前の書面による了解なくその名前、似顔絵、写真または声を、州内で広告目的または取引目的に使用された」場合は、損害賠償訴訟を起こすことができ、その行為を刑事上軽罪とする旨が書かれている。

Facebookは当然ながらこれには当たらないとして、違法であるという結論を出したミネソタ大学ロースクール教授のWilliam McCeveranの法解釈が広すぎると反論している。Facebookは、こうした広告に利用される人たちはすでに個人情報を公開しており、暗黙のうちに了解したものと考えられるため、利用に反対することは困難てあると言っている。

Facebookの広告プログラムが合法であるかとうかは法律家に任せるとして、Facebookにとって本当のリスクは、この高まる反発を受けて、Facebookのプログラムを違法にするべく誰かが新法を制定する可能性があることだ。ネット上のプライバシーへの不安は今に始まったことではない。GoogleがGmailをスタートさせた時の政府の中傷っぷりを思い出してほしい。問題は、州もしくは米国の政府が、動きだすほどこのことを気にかけているかどうかだ。可能性は低い。議員たちは政府がBitTorrentユーザーを訴えるための法案を通すのに忙しすぎて、そんなユーザーのプライバシーに関わっている暇はないはずだ。何が起きるかはわからないが。

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(翻訳:Nob Takahashi)