Box.net、ウェブアプリが統合できるOpenBoxプラットフォームを公開

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オンラインのストーレッジプロバイダーBox.netが本日(米国時間11/13)開発者用OpenBoxプラットフォームを公開、Box.netにも各種ウェブアプリが取り込めるようになった。

プラットフォームは12月5日までに全面公開となり、その後はウェブ開発者もBox.net上に“サービスアクション”を生成可能に。利用者はこの“サービスアクション”を使って簡単に自ファイルをサードパーティーのウェブアプリにロードできるほか、Box.net以外の場所で編集したファイルもBox.netに転送して戻すこともOKとなる。つまり、ネットの各種アプリにロードしたいデータをユーザーが保存できるオンラインのファイルシステムにBox.netを変えるプラットフォームが、このOpenBoxというわけだ。

今日の発表で各種ウェブアプリ対応のサービスアクションがBox.netに登場することが分かった。例えばEchosigneFaxAutodeskZohoThinkFreeScribdPicnikZazzleMimeo, TwitterMyxerなど。これからはBox.netがホストするファイル上で右クリックするとドロップダウンメニューが現れ、そこにこれらのサービスアクションがオプションとして表示されるのだ。で、“文書を編集する”を選んでZohoにファイルをロードしたり、“Scribdで発行する”を選んでScribdのレポジトリに文書を送信できるほか、“Picnik”を選んでグラフィック専用プログラムで画像編集をしたり、そんなことが可能になる。

ウェブサービスのオリジナルのバッチはBox.netも作っているが、12月5日にポイント&クリックのインターフェイスが出たら、ディベロッパーはこれを使って今度は自分なりのサービスアクションもセットアップできるようになる。

Box.netでは、ディベロッパーがOpenBoxのためにアプリを再コンフィギュアしなくて済むよう、OpenBoxを既存APIと互換にすることに注力してきた。そのためBox.netでは、HTTPリクエストのタイプ(REST、UPLOAD POST、XML、SOAPなど)と使用パラメータをOpenBoxに教えるだけでこちらのAPI経由でこちらのアプリに接続してくれるようになっている。もっとも、APIがない人はBox.netとコミュニケートできるよう何らかのインターフェイスをアプリに作ってやる必要があるが。

Facebookのプラットフォームもそうだが、Box.netのサービス(つまり“アプリケーション”のことだ)ユーザーにディレクトリ内で提供される。OpenBoxにサービスをサブミットすると人力で認定を行ってディレクトリに入れるのだ。また、各サービスには独自のURLも割り当てられる。

Box.netがファイルストーレッジをネット上の他のアプリにオープンにしたのは、このOpenBoxが初めての試みではない。同社では既にAPIを公開しており、他のアプリもこれで自動的にBox.netファイルの上で各種機能が実行できるようになった(実行の前に認証は必要だが)。ユーザーはこれまで、Box.net内から他のサービスに自ファイルを伝播できなかったため、この機能を活用するサービスプロバイダーもそれほど多くはなかった。でもこれからはサードパーティーの開発者にもBox.netのサイト内に居場所を与えることで、OpenBoxはサービスのユーザーベースを活用したい多くの企業を引き寄せることができるだろう。

OpenBoxの残りのスクリーンショットも貼っておこう。

Crunchbase: Box.net

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(翻訳:satomi)