Miro Media Player公開。ウリは、オープンなJoost競合

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オープンソースのビデオプレーヤーMiroのバージョン1.0が今日(米国時間11/13)リリースされた。Miroを作っている非営利団体は、この新製品をJoostの対抗品というだけでなく、もっとピュアなものだと言って売り込んでいる。

Miroの長所とされているものは全部ここに書かれているが、要約すれば、Miroはオープンソースで、DRMフリー、コンテンツ作者みんなにフレンドリーで、YouTubeやblip.tvなど人気ビデオ共有サイトと繋がって、高解像度、山ほどのコンテンツ、BitTorrent対応、というところ。一方Joostはといえば、独自仕様、コンテンツ作者に排他的、DRM付、ビデオ共有サイトお断り、コンテンツ不足、低画質、ストリーミングビデオのみ。

MiroとJoostの両方を使ってみて、どちらも気に入ったが理由はそれぞれ。Miroは機能的にはどちらかというとiTuneに似ていて、ネット上の面白いビデオを、プロが作ったものからユーザー作成のものまで、ストリーミングではなくHTTPかBitTorrentでどんどんダウンロードするのによい(但し、MiroはYouTubeやblip.tv、DailyMotionなどのサイトのストリームを変換してダウンロードできる)。タイトルを決めてダウンロードしてもいいし、カテゴリー(コメディー、ニュース、ハイテクなど)だけ指定してビデオを選んでもらうこともできる。ビデオは必ずダウンロードするので、すぐには再生できないが、結構早く取り込めるので大きな欠点ではない。

Joostは、少なくとも表面上は、プロが作ったコンテンツをその場で見るのにはよい。ただ、Miroは商用チャンネルの数でJoostに対抗すると言っているので、これは単にJoostがプロが作ったコンテンツに特化しているというだけのことかもしれない。Miroでは、ふつうのTV番組を見つけるためには、メジャーでない作品をかきわけて探す必要がある。見つけた後も、BitTorrent経由でビデオがたくさんロードされるのを待たなくてはいけない。ダウンロードの速度は、BitTorrentビデオのシードになっている人が何人いるかによる。

Miroは近々「コ・ブランド」を始めて、コンテンツ作者が自分のコンテンツを詰め込んだチャンネルをプリセットした自分専用のプレーヤーを作れるようになる。

Joost

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(翻訳: Nob Takahashi)