Loopt

Looptは、モバイルネットワークの「友だち探し」中?

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完全無欠なドメインPhone.comとSoftware.comが黄泉返り

最近、モバイル専用のソーシャルネットワークをいくつか追いかけてきた。いずれもアプリケーションをダウンロードして携帯電話で走らせる方式だ。

一方、モバイルソーシャルネットワークのLooptは、自動位置検出と米国の携帯キャリアーのSprintと密に統合している2社のうちの1社だということで、他社と差別化してきた(もう1社はHelio)。これは位置情報を使ったサービスに大きな可能性を持たらすものだ。提携によってLooptは他のネットワークに対して多くの強みを得られた。位置情報(われわれは“聖杯[至高の目標]”と呼んでいるが)を簡単に送って電話機にプリインストールしておくことができる。ただし、仲間に入れるのはSpintユーザーだけで、かつGPS付の電話を持っていなければならない。それでも、Looptの独占契約は終ったので、このサービスを他のキャリアーやサービス(Androidも)にも拡張していく考えだ。

map-friend-loopt.pngLooptはリーチ拡大の一環としてプログラムの新バージョンをリリースし、アドレスブック(Zybなど)と統合して、Sprintユーザーでない友人にSMSやAIMを使って状態を通知できるようになった。メッセージにはオンライン地図のリンクを添付することもできるので、「お茶でも飲もう」というメールを送れば、自分が今どこにいるかも伝えることができる。以前紹介したジオダグ、メッセージ、プライバシー機能などは以前同様に使える。おそらく、Twitterのようなサービスや、最近のJaikuの買収から多くのことを学んだのだろう。

Looptは、誰と話をしているかについては口を閉ざしているが、売り文句は実に明快。競争の結果、携帯の通話による収入は落ち込んでいるが、Looptに言わせれば、このプログラムで使うデータプランによる新たな収入を増やせば、取り戻せるはずだという。現在利益を得ているのは、月額$2.99の定額料金か、電話のデータプランに含めたバンドル料金。位置情報を使ったサービスと広告も重要な収入源だ。Looptによると、すでにモバイルアプリケーションによる収入の51%が、位置情報ベースのサービスからだという。

それでも課題がないわけではない。Looptはネットワーク界で自分なりの位置を確保してはいるものの、他の気軽に参加できるモバイルネットワークも大きな注目を集めている。Twitterは(資金調達で)いつも話題の中心だし、Mig33は登録ユーザ700万人をうたっている。Looptには、こういう摩擦の少ないサービスの前例から学べることがたくさんあるだろう。

Loopt
Aka Aki
Zyb
Mig33

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(翻訳: Nob Takahashi)