フランス―P2Pでダウンロードするユーザーをインターネットから締め出す

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france.jpgフランスでは政府とISPと音楽、映画産業が提携してP2Pネットワークから著作権のあるコンテンツをダウンロードしたユーザーをインターネットから締め出す措置に出た。

New York Timesの記事によると 、フランスのインターネット・ユーザーは「スリーストライクでアウト」という規則に直面することになる。ユーザーは著作権侵害の1回ごとに警告を受け、3回目の違反でインターネットへのアクセスを拒否される。

フランスのニコラ・サルコジ大統領はRIAAとMPAAの終身名誉会員に選ばれておかしくないような、次のような理屈でこの措置を説明した。「われわれは重大な文化の破壊の危険に直面している。インターネットはハイテクの極西になってはならない。無法地帯で無法者が作品を大量に略奪し、それどころかまったく罰を受けずに交換している。そして誰が被害を受けるのか? アーティストが被害を受けるのだ」。

「極西」だって? どこの西だろう? 極東(つまり中国)がインターネットの著作権荒らしの巣窟だと私は認識していたのだが。彼はアメリカの「ワイルド・ウェスト」のことを言いたかったのだろうか? 翻訳のミスかもしれない。

いつ、いかなるときにユーザーのインターネットへのアクセスを禁止するべきかは、判事が監督する独立の機関が判断する。

当然ながら音楽、映画業界はこの措置を大歓迎だ。IFPI (国際的なレコード業界団体の連合)の責任者、John KennedyはTimesに対して、「これはオンラインの海賊行為に対抗する上で、われわれが経験した中でかつてなくもっとも重要な措置だ。サルコジ大統領はリーダーシップとビジョンを示した。大統領は西側経済においてクリエーティブな産業の重要性を正して認識している」と賞賛した。

(画像 via Wikimedia Commons

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(翻訳:Namekawa, U)