News Corpがオンライン広告に本気: Fox Interactiveで他社サイトの広告も扱う

次の記事

Microsoft、XBox 360にソーシャルネット風機能を追加

fin.jpgNews Corpのオンライン部門であるFox Interactive Media(FIM)は、本格的オンライン広告代理店となり、News Copr以外のサイトにも広告を提供することを計画している。

今日(米国時間11/26)行われたReuters Media Summitで、FIM社長のPeter Levinsohnは、同社がすでに他のNews Coprサイトと広告販売について検討を開始しており、早ければ2008年前半にはNews Copr以外へも展開すると語ったと、Reutersが報じている

Levinshonによると、内部で「FIM Serve」と呼ばれているこのサービスは当初、MySpaceでの広告提供用に作られたということで、これはMySpaceが11月4日に発表したサービスの一部か、または同じものと考えられる。Levinsohnはまた、このサービスは画像中心の広告に絞っているため、GoogleとMySpaceによるリスティング広告の提携とは競合しないと語った。

それでも私は、GoogleのDoubleClick買収が確定すれば、News CorpはGoogleと直接競合することになると考えている。

News Corpは、Googleに次ぐ「メジャーな」オンラインプレーヤーになろうと、着々と手を打ってきている。2005年にMySpaceを$580M(5億8000万ドル)で買ったのは、今となっては今世紀最大のお買い得だ。なにしろFacebookに$15B(150億ドル)の価値がついているのだから。News Corpは、IGN、Flecktor、Photobucket、Rotten Tomatoesをはじめ、さまざまなオンライン企業を買収しており、11月22日のTechCrunch UKの噂によれば、ビジネス向ソーシャルネットワークのLinkedInの買収も交渉中といわれている。これ以外にもNews Corpにはメディア帝国としての巨大なオンラインサイトによる、膨大なトラフィックがあり、近々さらにDow Jones社とWall Street Journalも加わる予定だ。ある日起きてみたら、オンライン世界でのGoogle対Yahooの戦いは終り、Google対News Corpになっていた、という日もそれほど遠くはない。これまでの企業によるGoogleへの挑戦は失敗に終ったが、News Corpの買収戦略は賢明で、同社が付加価値を付けて、既存の資産とのシナジーを起こせる分野に絞って行われてきている。それにこの会社の規模と守備範囲の広さを考えれば、おそらくYahooを追い越して、Googleの最大のライバルになることだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)