FluxがSNSのセルフサービス開始、Ningにガップリ対決

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Fluxはソーシャルネットワークの新顔。ViacomとSocialProjectのジョイントベンチャーで、9月に会員限定でローンチした。

このプラットフォームは、バイアコムが進めるソーシャルネットワーク戦略の礎石だ。MTVなど数百とある傘下ブランドに各々独立したネットワークを構築するのではなく、バイアコムは分散型ネットワークを構築した。そのネットワーク上ではユーザーとインフラ、コンテンツはすべて共有だが、ブランディングとコミュニティ構築は各サイト任せで独自にできる。しかもFluxが使えるのはバイアコムだけではない。サードパーティーのサイトも使っているのだ。

Fluxもサービス開始時にはバイアコム以外のパートナーは数えるぐらいだったが、今日(米国時間11/30)プラットフォームを公開したことで、これからは参加したい人は誰でも使えるようになった。

Ning同様、Fluxもソーシャルネットワーク作りは超簡単。テンプレートでルック&フィールは自分好みにカスタマイズできるし、独自のCSSをアップロードも可。ネットワークでは自分のドメインネームにマッピングもしてくれる。

出来上がったソーシャルネットワークにはFluxメンバーならクリック1回で参加できる。Fluxは既にViacomその他のサイトから一定数利用者を確保できているので、できたてのホヤホヤのコミュニティでも厚みのあるユーザー対象から参加を呼び込むことができる。新規ユーザーは新規プロフィールや友だち リスト、ログイン認証は作る必要もないので参加の敷居も低い。ユーザー情報は外部にもエキスポート可能で、個人情報持ち出しにはルールを定めたプライバシー指針をパートナーが作成するのが条件だそうだ((Flux談)。

統合化プランは3つ。

fShareは ベーシックな統合化で、ユーザーはサイトからコンテンツを持ち出して簡単に他のソーシャルネットワークに埋め込むことが可能だ。
Flux Liteでは提携先がベーシックなソーシャルネットワークが作れる。Flux Customでは、ルック&フィールをほぼ完全にコントロールできるほか各種追加機能が利用できる。Cusomの機能は若干使うのに手間なだけで、パートナーはどの連動プランを選んでも良い。Fluxではいずれディベロッパー用に新機能も追加の予定という。各種オプションの内訳は右の一覧チャートでご覧いただける(クリックで拡大します)。

早速Fluxに試運転用のソーシャルネットワークを作ってみたのが、こちらのtechcrunch.flux.com。これ、fshareの機能もメインのTechCrunchサイトに組み込んで、どんな具合に動くか見てもらおうと思っている。下のボタンを押すと各ポストが見れる。

FluxのパートナーはサイトにFluxの広告を出してもいいし自社広告を出してもいい。Fluxでは今は$1.50のCPMで販売しており、広告収入は50対50でパートナーと折半だ。パートナーが自社広告を代わりに出す方を選んでも同じく、広告収入はFluxと50対50で折半となる。

Flux v. Ning

FluxとNingはとても機能が似ている。ソーシャルネットワーク構築を考えているコミュニティは取り合いになるだろう(そしてこの2社以外にもチョイスはいくらで控えている)。Ningには定着したプラットフォームもあれば、資金も潤沢なら既存コミュニティ数は13万を数える(Playboyも入ってるよ)。Fluxもプラットフォームは優れている。Viacom傘下のサイトを総動員してプロモート展開できるという強みもある。

そんなFluxが脅威であることをNingは先刻承知だ。CEOのGina Bianchiniは今週、両サービスを1点1点比較してみせた。―Fluxは一部事実と違うと異議を唱えているが。Ningは現在グーグルのOpen Socialもサポートしているが、FluxもOpenSocialは1月から完全にサポートすると話している。

CrunchBase: Flux
CrunchBase: Ning

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(翻訳:satomi)