ニュース
imedix

医療情報検索+患者のソーシャルネットワーク= iMedix

次の記事

Office Live Workspace(ベータ)、やっと公開。まだこれからの手直しが必要

imedix-logo.png 自分が病気の時、病気にかかった親戚のためにネットで調べ物をしたい時には、Healthlineなどの医療情報検索エンジンとDaily Strengthなんかの患者支援グループのサイトに行くのが一番だが、この2つを合体させようとテルアビブの新会社iMedixが医療情報のバーティカル検索エンジンと患者同士が繋がるソーシャルネットワークを組み合わせたサービスを始めた。1週間ほど前から招待状オンリーで公開してきたサイトを明日(米国時 間12/11)、正式にベータ版として公開する。

iMedixは医療情報が専門のソーシャル検索エンジンとして既にエンジェル投資家複数から$2M(200万ドル)の調達を完了済み。検索タームを入力すると健康医療用語リストが自動生成されて現れ、目的の情報 まで検索を道案内してくれる。試しに「つま先(toe)」と入力してみたら、「つま先の爪のケガ」、「つま先がヒリヒリ痛む」、「つま先の骨折」、「ブ ルートゥ症候群」、「つま先喪失」、「ハンマートゥ」など出てきた。サイドコロンの脇には、その検索結果の関連トピックに関心のありそうなiMedixメンバーのプロフィールが表示されるのだが、この場合は関連トピックとして「スポーツのケガ」が表示されていた。もしiMedixメンバーがオンラインならチャットできるし、オフラインならメールを送っておける。

つまりiMedixでは検索しながら健康関連記事のリンクやそれ以外のネット情報が探せるだけでなく、気になる健康上のことが話せる相手も見つかるのだ。「患者さんが健康上の決断を行う方法を変えるだけでなく患者さん同士が繋がり合っていられるので、クリック1回で同じ苦しみを抱える人たちと連絡が取り合えるのです」と、共同ファウンダーのIri Amiravは語る。

imedix-profile.png各メンバーはプロフィールを作って、そこに大小問わず好きなだけ情報が盛り込める。どんな分野の健康、病気、病体に関心があるかタグで表示も可能だ。このタグは検索タームで使う自動生成データベースと同じものを使って情報化するので、人物と用語の両検索がより簡単にマッチングできる仕組みになっている。

サイトには、これ以外にもソーシャルな工夫が施されている。例えば各検索結果はユーザー投票で上げ下げできるし、サイトはユーザーの訓練次第で学習し検索結果の精度が上がるLuceneの検索エンジンがベースになっている。この検索エンジンはメンバーにならなくても使える。検索結果の上げ下げもメンバー以外の人も投票できるが、メンバー票の方がウェイト(影響力)は上で、しかもアクティブに参加するメンバーほどこのウェイトは高くなる。

iMedixは元々、患者向けのブログ専用プラットフォームから始まった。そこから患者対患者がもっとプライベートにやり取りできるかたちにコンセプトを進化させ、健康関連情報のリソースを加味し、さらにメンバー全員で情報を改善できるようにした。ブログはブログとして、プライバ シーに重点を置いて発展させたのは着眼点が良い。

1対1のチャットでやり取りする貴重な情報は全て指の間からこぼれてしまうので、みんなのプラスになるということで両者が合意するならチャットは公開できるようなオプションもあった方が良いし、トピック別に誰が最高のオーソリティか分かるよう、人物相手の投票機能も欲しいところだが、総じてiMedixのスタートは健康そのものだ。

imedix-screen-small-2.png

imedix2.pngimedix3.png

CrunchBase: iMedixHealthline

[原文へ]

(翻訳:satomi)