分析―Bebo、Facebookプラットフォームの採用でGoogleを袖にする

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Bebo、「Open Application Platform」を作ってFacebook アプリを取り込む

bebo-logo.pngアメリカ第3位のSNSがソーシャル・アプリケーションのプラットフォームとしてFacebookの規格を採用すると発表、Facebookアプリケーションのデベロッパーに対しBebo向けアプリの開発を呼びかけた。はっきり言って、Googleは冷たく袖にされたわけだ。Facebookに対抗するOpenSocialプラットフォーム(これもBeboはサポートを表明しているが)については、Googleがさまざまな約束をしているものの、まだ今すぐには利用できない。BeboがFacebook規格を歓迎した事実はGoogleとFacebookの競争の実情について雄弁に語るものだ。BeboがOpenSocialアプリの登場を待たずにFacebookプラットフォームを採用したことは、Beboにとっての優先順位がどこにあるかを示している。

OpenSocialが発表されたとき、Googleが自陣に集めてきたウェブサイトやアプリケ-ションデベロッパーの数を見て、われわれは FacebookもいずれOpenSocialに参加するしかあるまいと予想した。しかし今回の動きをからするとその予想は外れだったようだ。この様子ではFacebookよほどのことがない限り、OpenSocialに参加しないだろう。実際、Facebookは今回のBeboの決定を援助しているが、それにはもっともな理由がある。

どうやってFacebookはOpenSocialをつぶすつもりなのか? Facebookアプリケーションを他のSNSに移植しやすくすることによってだ。他のSNSでも利用できるよう、アプリケーションのプラットフォームとしてオープン化を進めていくことによって、GoogleのOpenSocialと真っ向から勝負するつもりなのだ。これが戦略だろうと思う。Facebookは現在すでに自陣に多数のデベロッパーを抱えている。最初にFacebookは守勢に回ったが、第2ラウンドはFacebookのものになりそうだ。しかし今後、LinkedIn、Hi5、Friendster、その他―その一部は自分のプラットフォームを外部のデベロッパーにオープン化している ―のプレイヤーも巻き込むことができるだろうか?

(われわれのBeboのプラットフォームのプレス発表の中継記事はこちら)。

アップデート:上で私が、推測したことは、まさにFacebookが現在試みていることだった。(Facebookのデベロッパー向けブログの記事参照。またこの記事はデペロッパー向けWikiに追加された)。

Facebookプラットフォームのオープン化にあたって、次の段階としてFacebookはプラットフォームのアーキテクチャーを他のSNSサービスがモデルとして利用できるよう現在準備を進めている。FacebookはさらにFacebookプラットフォームのメソッドやタグを他のプラットフォーム向けにライセンスすることも考慮している。これにより、現在Facebookアプリケーションを開発中の10万のデベロッパーは、余分の作業なしに他のSNSに対してもアプリケーションを提供できるようになる。

「目には目を」のシビアな戦いが続く。

Crunchbase Bebo

Crunchbase Facebook

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)