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グーグル、動画検索の“代替”手法としてYouTubeを推奨

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グーグル英語版トップ左上には「ウェブ、画像、地図」など、検索絞込みのオプションがズラズラ出ている。その終わりにある「more」というリンクをクリックするとリストの一番下、「Video」のすぐ下に新しいオプションが追加になっているのが分かる。そう、”YouTube”だ。[注:日本語版はないようです]google-youtube-2.png

検索タームを入力するとYouTubeトップページにいきなり飛んでしまった。検索タームで引っかかるYouTube検索結果のページではなく単なるトップページだから、またそこで一から検索入力しなきゃならない。[Update: 簡単に直せるバグみたいだ]  どう考えてもおかしな話だ。そもそも他の検索オプションはどれもGoogleに検索結果を返してくれるのに、何故YouTubeだけ。

もちろんYouTubeはグーグルの所有であるからして、どう宣伝しようとグーグルの勝手だが、動画探す消費者にこの新検索オプションはどう役に立つというのだろう? 同じ検索タームを2回タイプするのは面白くない、全然。「Video」と「YouTube」のどっちか一つを選ばなきゃならないのも困る。言うまでもなくダブりだ。「Video」検索ではYouTubeと何ヶ所かのソースでヒットした検索結果が混じって表示されるが、どうせそれもYouTube動画がほぼ独占に近く、例えばGoogle Videoで「laughter(お笑い)」なんかの一般名詞を検索すると上位10のうち8つまでがYouTube動画という状態だ(Metacafeは第4位)。

多くの人にとってオンライン動画はYouTubeと同義語だが、だからってどうしてグーグルの動画検索で検索結果が少ない方を好むだろう? YouTube動画だけ探したいんなら、僕なら最初から自分でYouTubeに行って検索する。ひょっとしてこれはグーグル動画検索を丸々YouTube検索に置き換える第1歩と見てよいのだろうか?

かつてはグーグルの検索オプションの中でも動画検索は割と上座にあった。トップページのWeb、画像に次ぐ3番目の席次だ。ところが、だんだんFroogle化し、「more」リストの一番下に追いやられてしまった。そして今度はYouTubeがそのリストに這い寄っているのだ。グーグルはウェブ検索の場であって、グーグルサービス宣伝の場ではないはず。昨晩のKnolの発表同様、グーグルもますますコンテンツゲームに動いている気がする。この調子でいったら、またあのGoogle Tipsが復活したり、グーグル傘下のBloggerで書かれた記事を贔屓にするブログ検索とか出てくるのでは?

ああ、昔はもっと何事も単純だったものだ、覚えているだろうか?

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(翻訳:satomi)