Yahoo、来年の大統領選の情報ページ「Dashboard」をローンチ

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Yahooは2008年の選挙関連サイトを作り、すでに候補者や争点について大量のコンテンツを蓄えている。しかし候補者同士を比較したい場合、膨大な情報から適切な数字を抽出するには相当の手間がかかる。

今日(米国時間12/14)の午後、Yahooの選挙情報チームはDashboardと呼ばれる新しいサイトをローンチした。このサイトでは各候補者についての世論調査や資金調達結果などの基本情報が読みやすくシンプルに表示される。

民主党が左側、共和党が右側で、全候補者が表示される。候補者の顔写真の隣に以下のような数字が示される。

  1. 最近の世論調査の結果。これは「Real Clear Politics」によって計算された各種世論調査結果の平均を利用している。
  2. 「バズ buzz」はYahooの検索回数の順位に基づく相対評価
  3. 「予想市場」はアイルランドに所在する現実に金を賭けるギャンブル・サイト「Intrade」での候補者の勝利のオッズ
  4. 候補者が集めた資金の総額

こういった基本情報を比較するのは実に面白い。たとえばRon Paulは世論調査では他の共和党候補と比較してわずか4%の支持しか得ていないが、Yahooの検索回数では、なんと37%を記録している。一方でギャンブル・サイトの予想は、たぶんこれが、予備選の結果を占ううえで一番正確な予測なるだろうと思われるが、Hillary Clintonが61.3%の勝利予想を得ている。一方、Hilaryの世論調査の結果は43%に留まっている。私としてはリアル・マネーを賭けたギャンブル・サイトと世論調査と、どちらがより正確な予測結果を出すか興味津々だ。

ユーザーは州別でデータを見ることもできるし、その他の人口動態的な絞りこみもできる。候補者をクリックすると、さらに詳しい情報を表示したウィンドウがポップアップする。(スクリーンショットを下に掲載した)。

選挙に関心があるユーザーにとって、新しいスタートアップの「Political Base (われわれの10月の紹介記事参照)とともに、Yahooの選挙サイトは優秀な情報源になる。もちろんいちいちニュースなんか面倒で追っていられないという向きにはこのサイトが誰に投票したらいいか教えてくれる。

YahooやPolitical Baseその他たくさんの会社が、なぜかくも熱心に選挙情報に関するコンテンツ・サイトを立ち上げているのか、不思議に思った読者がいるかもしれない。理由は簡単だ。候補者の売り込みに使われるプロモーション費用の総額は$1B(10億ドル)かそれ以上になると予測されている。誰もがこの巨大なパイから多少なりと分け前を確保しようと懸命なのも無理はあるまい。

Crunchbase Political Base

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)