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GoogleのDoubleClick買収、FTCのハードルを越える―さて次のEuropeが難しい

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われわれがすでに予想したとおり、事実FTC〔連邦通信委員会〕はGoogleの$3.1B(31億ドル)のDoubleClick買収を承認した。注目すべき点は、FTCが承認に当たって一切条件をつけなかったことで、これはGoogleにとって大勝利といっていいだろう。Googleは既存のビジネス部門のどれかを売却することも、現行のビジネスモデルのどれかを変更することも要求されなかった。Googleの主席法律顧問DavidDrummondはFTCの裁定の理由について次のように分析している

広告プラットフォーム市場はきわめて競争が激しい。 [これは事実]

プライバシーはFTCが合併を承認する際に対象になる問題ではない[この点は運がよかった]

データの統合も問題にならなかった。 [つまりGoogleとDoubleClickの間にファイアウォールを置いてデータを別個に管理しろとなどと求められずにすんだということ。こういった条件がついたら買収は台無しになるところだった]

広告主と広告掲載者が反対していない。 [まあ、少なくともFTCに聞こえるほどの大きな反対の声は上がっていない]

ということでアメリカはクリアしたがGoogleにはさらに困難なハードルが待ち受けている。EUはそう簡単に認めてくれそうにない。そもそも決定が下されるのが4月まで延期されるかもしれない。(旧世界の行政は旧世界のペースでコトを進めている)。その間、昨日のViacomとの契約のように、MicrosoftはできるだけDoubleClickの業務を横取りしようと試みるだろう。さらにEUへのロビーイングに多大の時間と金を使わなくてはならない。決定までの時間がかかればかかるほど、Microsoftに広告市場で差を詰めてくるチャンスを与えることになる。しかし、合併がひとたび4月に承認されれば、DoubleGoogの反撃が始まることになるだろう。

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(翻訳:Namekawa, U)