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EU:GoogleのDoubleClick買収に対するMicrosoft最後の抵抗

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われわれが12月20日に報じたように、GoogleのDoubleclick買収は、米国での合併の認可を得て、残るハードルはEUにかかっている。

この買収に反対申立てをしているのがMicrosoft。New York Timesによる、Microsoftのリークした社内文書がここ(.doc文書)にあり、買収に反対する事情が詳細に記載されている。よりぬきの引用がこれ。

パブリッシャーが[広告スペースの]在庫を管理し、広告主に提供するための広告配信ツールを、独占的に提供している会社を買収することによって、Googleは他のオンライン広告ネットワークに独自の広告配信ツールの開発と販売を強いることになる。Googleのライバルたちは、現在DoubleClickが提供しているような中立で偏向がなく競先力のある広告配信ツールを使えるようにならない限り、実用に耐える代替パイプラインを作ることはきわめて難しく、あるいは不可能かもしれない。しかも、オンライン広告を支配しているネットワーク経済を踏まえると、競合たちが独自のパイプラインを作りあげた頃、Googleは現在検索広告市場で享受しているのと同じ無敵のポジションを、検索以外の広告でも手にしていることだろう。

Powerpointのスライドもある。これがMicrosoftの事情を図解したものだ。

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Erick [Schonfeld]が以前こう書いた、「欧州委員会は簡単には引き下がらないはず」。競争阻害行為に対してEUは、ブッシュ政権下のFTC以上に強く反対してきた歴史がある。加えてMicrosoftが金と時間を注ぎ込んでこの買収に反対するロビー活動をしている以上、Googleがこの買収が無条件に認可されると確信していると断言するのは大胆にすぎる。

(スライドは via Slashdot)

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)