オーストラリア政府、表現の自由を児童ポルノと同一視

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rudd.jpgオーストラリア政府がインターネットの広汎な検閲で中国を真似ることにした件を報じた12月30日のわれわれの記事のフォローアップをお伝えする。Sydney Morning Heraldによれば、オーストラリア政府は言論の自由と児童ポルノの愛好を明らかに同一視している。

(テレコミュニケーション担当相、Stephen Conroyは)「 労働党はインターネットの規制は中国の道を歩むものだという議論になんら恥じるものではない。言論の自由が児童ポルノを閲覧することを意味するならRuddの労働党政権は意見を異にする」と述べた。

誰も表現の自由が児童ポルノの閲覧を意味するなどと言っていない。そう言っているのはオーストラリア政府だけだ。

児童ポルノが嫌悪すべきものであることについて誰も異論はない。しかしオーストラリア政府がやろうとしているのは、すでに〔検閲などなくても〕世界のどこでも違法であるような活動を取り締まる域をはるかに超えた広範囲な検閲システムの樹立だという点に注意を払う必要がある。さらに、当地の市民的自由を擁護する活動家が指摘しているとおり、オーストラリア版「万里の長城」のファイアウォールを潜り抜けるのには2分もかからない。インターネットは検閲があるからクリーンだという誤った安心感を子供の親たちに与えることになりかねない。ところが事実はそうではないのだ。

しかしこれで少なくともオーストラリア政府は中国を見習っていることは認めたわけだ―それが恥になるとも思わずにいるらしいが。

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(翻訳:Namekawa, U)