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Andreessen、Ningのポルノ問題に反論―「選択の自由を尊重すべき」

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andressen.jpgホワイトレーベル〔無印〕ソーシャル・ネットワーク・プラットフォームを提供しているNingのトラフィックのポルノ問題でここ1日、2日議論がやかましかったが、NingのファウンダーのMarc Andreessenが反論の記事を書いた。

Andreessenは「Ningは積極的にポルノの味方をしているわけではないが、選択の自由を尊重している。違法であったりサービス提供約款に反していたりしないかぎり、基本的に人々の自由に任せるのが賢明なアプローチだとわれわれは考えている」と述べた。

当然ながら反ポルノ強硬派は「ポルノ業界を擁護する見え透いた言い訳だ」としてこぞって非難の声を上げた。Ningがポルノに依存しているという主張はQuantcastのNingの最大のサイトはポルノ関連だという統計から出ている。

この数字については現在いろいろな議論が行われている。AndreessenはQuantcastは他のモニター・サービスと同様、実際のトラフィクを正確に反映しておらず、Ningはポルノ関連のSNSのホスティングに強く依存していることはないと反論している。これは前から指摘されている問題であり、たぶん真実だろうが、これについてはMichael ArringtonがすでにAlexaの不正確さを指摘する記事をここここで書いていることでもあり、われわれは(少なくとも今回は)トラフィック統計の不正確さについて論じるつもりはない。

しかし、言論の自由に関するAndressenの議論には聞くべきものがある。 Andreessenは、ユーザーがなんら違法性のない方法でNingを利用している場合に、単なる倫理感に発する動機だけでその内容をブロックする必要はないと主張している。Andreessen自身の言葉によれば、

ポルノを締め出すためには、われわれは言論の自由に反して積極的な介入を試みなければならない。われわれはコンテンツについて善悪を判断し、人々について善悪を判断し、その動機について善悪を判断し、その判断に基づいて措置を取らなければならなくなる。他の会社がそういうことをしても、私は別に非難するつもりはない。しかし私はそういうことをするもりはないし、われわれの会社もそういうことをするつもりはない。

違法であったりサービス提供約款に反していたりしないかぎり、基本的に人々の自由に任せるのが賢明なアプローチだとわれわれは考えている。

〔神や絶対的な善悪の認識は不可能だという〕「不可知論」だというなら、そういってもいいだろう。

われわれはこの「不可知論」的アプローチをNingの提供するサービス全体に適用している。なるほど一部にはポルノもあるだろう。しかし、われわれのネットワークはそれ以外にも賛否両論を呼び起こす可能性のある内容、たとえば各種の政治的行動主義から抗議運動、検閲制度を潜り抜けようとする試み、独裁的な社会から密かに持ち出されてきた人権抑圧の実態を伝えるビデオというようなショッキングなものまで多様なコンテンツを提供しているのだ。

AndreessenはまたYahooのトラフィックの相当部分もポルノ関連だし(特にYahoo Groupはそうだ)、Googleもそうだと主張している。なるほどこれは事実だ。フィルタをオフにしてからポルノ関連のキーワードでGoogleのイメージ検索を実行すればすぐわかることだ。いや、それらのポルノ・コンテンツはGoogleがホスティングしているのではない(Bloggerのブログ記事は別だが)という反論があるかもしれないが、そうだとしてもGoogleはその気になればそういったコンテンツをブロックできることには変わりない。

結局、読者の判断はどうだろうか? コメントとアンケートで意見を聞きたい。

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Crunchbase Ning

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)