Facebookとグーグル、PlaxoがDataPortability作業グループに参加

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BigThink考

facebooklogo11.gifFacebookにここで1月4日(米国時間)FacebookにDataPortability Working Groupへの参加を呼びかけた時には、まさか招待に乗ってくれるとは思いもしなかった。今日(米国時間1/8)を境に従来みんながソーシャルネットワーキングのデータとロックインについて常識と思っていたことが全て変わる。FacebookとGoogleとPlaxoがみんな揃ってDataPortability Workgroupに参加したからだ。

GoogleとPlaxoの参加は前向きなサイン。でもこの2社はOpenSocialなどのプラットフォームで連携した前歴があるので、さほど重要ではない。やはり違いはFacebookの参加だろう。1月4日(米国時間)のエントリでマイケルは、Facebookから情報を引き出そうとしたPlaxoに対しFacebookが取ったスタンスを擁護するような内容のことを書いた。あの時は「Facebookにもメールアドレスを守る立派な理由がある。-ユーザーのプライバシーだ」という点を根拠に挙げている。今日、DataPortability Working Groupに加わることでFacebookはオープンな規格、オープンなアクセスを受け入れることになった。これまでクローズドな標準に閉じ篭っていたFacebookの立ち位置からは抜本的な変革となる。

このエントリ執筆に先立ちDataPortability Groupを率いるヘッドのChris Saadに話を聞いてみた(ChrisはFaraday MediaのCEO兼務)。丸24時間やり取りを繰り返した結果、各社から以下の3名が正式な代表者として作業グループに参加することが分かった。: Joseph Smarr (Plaxo)、Brad Fitzpatrick (Google)、Benjamin Ling (Facebook)。

DataPortability Workgroupでは既存のオープン標準とプロトコルを統合化する最善の実践法をドキュメントする「DataPortabilityレファレンスデザイン」の作成を積極的に進めている。このデザインをシステムに採用したアプリ、SNS、ウィジェットでは一つ残らず串刺しで友だちやメディアにアクセスが可能となる(←これが重要な部分)、そんな相互運用性の最大限確保に向けて。

Facebookのクローズドな標準をこき下ろす人なら今日に至るまで無数にいたし、その多くはおそらく理に適った主張だったのかもしれない。今日Facebookはオープンな標準とデータ・ポータビリティへの第1歩を踏み出す。これまでの恩讐はさておき、まずは門出を祝ってあげなくては。

Crunchbase: FacebookPlaxo

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(翻訳:satomi)