Awdio

世界一円のライブが24時間生で聴ける新サービス「Awdio」に読者特別ご招待

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オンライン楽曲のスタートアップとレーベルがどこも必死でビジネスモデルの新機軸を模索する中、イギリスの小さな新会社がこの難問に答えを出すスマートな手法を見つけた。

楽曲サービスと言えばオンデマンドであれ(例:iTunes、Deezer)発掘モードであれ(例:Pandora、Last.fm)、大体は録音した 楽曲カタログへのアクセスの提供がベース。でも質の高いミュージックは録音楽曲とは限らない。クラブやファッションホテル、レストラン、お店、DJフェス ティバル、その他諸々のクールな場(ラジオは別)で生演奏で流れたきりで終わる音も大きなパートを占める。

質とユニークさを兼ね備えた生演奏は普通、コレクションの集大成でCDに収録される(Buddha Bar collectionCafe del Marなど多数ある)。「Awdio」が目指すのは、こうしたライブ楽曲を年中無休で1日24時間ネット接続あるところどこからでもリアルタイムで聴けるサービスだ。

Awdio™ はミュージックの視聴法に革命をもたらします! リアルタイム・ミュージック! ここでみんなが手にするのは音楽狂が丸1年かけて世界を回ってやっと聴ける世界最高峰のライブミュージックをたった1週間で楽しめちゃう、そんな楽曲ソースです。 最も定評の高いクラブ、集会、ホテル、ショップ、スタジ オ、音楽フェス。そのサウンドシステムから直に流れるエレクトリックサウンドからヒップホップ、最先端のジャズシーン、オルタナティブロック、ラウンジ・セッション、アングラ系のDJサウンドまで。出先のどこからでも何でも好きな曲が聴けます。Awdio™ は真のライブミュージックをお届け。サンフランシスコからメルボルン、ニューヨーク、パリ、サンパウロ、香港まであらゆる時差で今起こっている音をリアルタイムで。Awdio™ は年中無休24時間休まず生のミュージックコンテンツを提供します。

Awdioでは最もクールなライブが生で聴けるロケーションを世界中から掘り出し、同時生中継のストリーミング配信・配給の独占契約を結んだ。これまで集まったホットスポットは計50ヶ所で、パリの超トレンディーなColette (←かっちょいい!)やサンフランシスコの「1015」、ロンドンの「Favela」も入っている。

Awdioではどんな生演奏のサウンドも高品位のままネット配信できる技術を開発した。Awdioリスナーは登録したら、あとは時差や名前でオーディオ 専用チャンネルのセレクションを閲覧して回るだけ。オンエア中の局は小さな目印がつくので一目で分かる。局を選ぶとたちまちデスクトッププレーヤーにミュージックが直に流れてくる。今はまだiTunesかWMP対応のみだが、将来のバージョンではAwdioが作るプレーヤーも選択肢に加わる見込み (たぶんウェブベースのプレーヤーじゃないかと思うけどね)。

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このビジネスモデルはシンプルかつスマートだと思う。無制限アクセスしたいリスナーは、年間54ユーロか月間9ユーロの有料サブスクリプションの利用料を払うと「Awdio Addict Members(Awdio中毒会員)」として自分用のスペースももらえるので、ここに自分の音楽の好みに合わせて関連情報を入れると(電子版の番組ガイドもある)、そこからソーシャルネットワークに取り込める。

広告ベースの無料サービスも用意するようだし、自社サービスを軸にブランド各社が簡単に現在地別にユーザーのターゲットを絞って(=ジオターゲット)、“AwdioTime”が無料で提供できる広告プラットフォームも構築した。

現段階では楽曲はデスクトップの再生プレイヤーにストリーム配信されるので、一体どんな広告フォーマットのことを指しているものやら見当もつかないが、なんでも音源各社との契約ではAwdioが変動費・固定費のチャージを全額負担し、(各局同じ時間配分をベースに)総収入から20%を音源に支払い、ゲスト出演のアーティストには10%出す取り決めという話だ。また、提携各社はもうじき完備となるダッシュボードの全機能にアクセスが可能になるので、そこで報告書を見て“ファン層”の動態もより詳しく把握できるようになる。

アイディアもいいし、運用も申し分ない。ライブミュージックに携わる人にとっては新たな収入源として有望だし、茶の間に居ながらにしてライブの臨場感が楽しめる利用者にとってもクールな体験だ。いつか動画に拡大してライブの臨場感を味わい尽くすことができたら最高だし、アーカイブにアクセスできるようになったら、もっと最高だと思う。

プロジェクトの拠点はUKだけども、チームのメンバーはフランス人ばかり。 音楽産業とコンテンツ配信事業の両分野で経験豊かなスタッフが揃っている。Awdioに出資しているのはデザイナーのOra-Itoだ。サイトのスリックなデザインを見たら彼の影響が実感できるだろう。

同社のサービスは僕も早速トライしてみたけど、まだリリースの初期段階だというのに、もうかなりクオリティーは高い。新バージョンは新機能盛りだくさん(ストリーミング配信と閲覧、インタラクティブなやり取り)で月内リリースとなる見込み。

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(翻訳:satomi)