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Mark Zuckerberg、CBSの「60 Minutes」で「BeaconでFacebookの商業性は少なくなる」と発言

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facebooklogo11.gifFacebookのファウンダー、CEOのMark Zuckerbergはアメリカの人気ニュースショー、CBSの「60 Minutes」に今晩(米国時間1/13)登場した。これについてはMichael Arringtonが1月11日の「Facebook-Zuckerberg、寝た子をわざわざ起こす」という記事で批判している。今晩のMark Zuckerbergの言動を見ているとMichaelは正しかったようだ。「沈黙は金」という場合が確かにある。

番組はまず軽い質問から始まって、その後多少答えにくい質問が混じるようになっていった。答えにくい質問の例では、「あなたはGoogle のファウンダー、LarryBrinとSergey Pagを超えたと思うか?」というのがあった。単に否定しておけばよいものをZackerbergは「それは質問ですか?」とまぜ返していた。もちろん質問に決まっている。正しい答えは「いいえ、彼らを超えたとは思ってません(とかそういう意味の否定)」だ。しかし私自身は「60 Minutes」に出て厳しい質問攻めに遭うというような経験をしたことがないから、この点ではZuckerbergをあながち責める気にはなれない。

ところがその後、Beaconについてのコメントで傷口からカサブタを引き剥がすような瞬間を見てしまった。 もし私が腰掛けていたら、〔オーストラリアからアメリカまで飛んできた〕時差ボケのせいでなしに、椅子から転げ落ちていたかもしれない。「ユーザーは友達との交流を求めてFacebookにやって来るのに、Beaconのような機能はユーザーにプライバシーへのせんさくが過ぎると感じさせるのでは?」という質問に対して、Zuckerbergは「BeaconでFacebookの商業性は少なくなります」と答えた。なにをバカな。ユーザーはそれとは違う自分なりの結論を出すだろう。彼はまたFacebookのビジネスモデル(特に収入がないこと)についての質問をせっかくうまくかわしたのに、その後でBeaconが積極的にスカーフなど商品を売り込むことについて「Facebookも400人の従業員を食わせていかねばならないからBeaconは役に立つ」と述べたりしている。

もっともZuckerbergは、自分は今でも1寝室のアパートメントに住んでいて、床に寝ている(床に置いたマットレスの上に、だろうが)と言ってはいた。大金持ちになってもそれで有頂天になっていないという点は好感を持たれる要素だったかもしれない。

もっともメディアのスポットライトを浴びて失言しても、Zucherbergがまだたいへん若いことは多少言い訳になる。しかしホストのKara Swisherも最後の方で指摘していたが、多くの人々がいまやZuckerbergは「背広組」になったと感じているのは事実だろう。彼は会社の立場を紋切り型で説明するのに長けてきた。しかし紋切り型の暗誦に頼りすぎて、用意していなかった厳しい質問に遭うと不意を衝かれてバランスを崩しがちだった。私の印象だが、Zuckerbergはもう少しリラックスして、もう少しオープンになるべきではなかろうか。Facebookは今年、社会のメインストリームに躍り出る転機を迎える。ロボットのような態度を少し改めて、これがなにより重要だが、もう少しオープンになることが社会から好感と支持を得るために必要だろう。

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(翻訳:Namekawa, U)