DLDの「Mahalo」対「Wikia Search」セッションにGoogleのMarissa Mayer飛び入り

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ミュンヘンで開催中のDLD(Digital, Life, Design)カンファレンスで、今日、主催者は素晴らしい仕事をした。その一つがWikipedia/Wikia SearchのJimmy Walesと MahaloのJason Calacanisによる「人間がアルゴリズムに革命をもたらす」というタイトルのセッションで、FortuneのDavid Kirkpatrickが司会を務めた。

まずJimmyとJasonがそれぞれの「人力検索エンジン」について概要を説明した。JasonはGoogleその他の大手検索エンジンを「アルゴリズムではスパムや不当なSEOを防げない」と批判し、「良い結果を得るためには検索に人間の介入が必要だ」と主張した。Jimmyは非常に慎重な姿勢に終始、持ち時間のほとんどを「たいへん多くの人々がWikia Searchの検索結果を改善するために協力したいと考えている」ことを説明するのに使った。

しかし、いちばん興味深かったのはGoogleの検索サービス・ユーザーインタフェース担当副社長、Marissa Mayerが聴衆の中から「検索技術に関して、『人間か、アルゴリズムか』という二分法は間違っている」と指摘したときだったかもしれない。

ReadWriteWebのMarshall Kirkpatrickは、カンファレンスには出席していなかったが、このセッションのたいへん良いテープ起こしを作っている。(いつも思っているのだが、カンファレンスはウェブを通じてリモート取材するほうが容易だ。人ごみをかきわけたりひどい状態のインターネット接続に悩まされたりしないですむ)。しかし私も、面白い瞬間をいくらかビデオに撮ることができたので下にエンベッドしておいた。

最初のクリップではWalesがWikia Searchについて説明しており、Calacanisが割り込んでコメントしている。2番目のクリップではMarissaが〔「人間か、アルゴリズムか」という〕2分法が誤っている理由を説明している。Marissaによれば、Googleのペイジランクは、そもそも現実の人間がウェブ・ページに張ったリンクを数えることを基礎にしている〔単純な2分法は成り立たない〕。彼女の話を聞くと、どんちゃん騒ぎのパーティーの後で冷たいシャワーを浴びたような気持ちになる。

ちなみに、DLDカンファレンス、私が最近数ヶ月参加した中で間違いなく最良のイベントの一つだった。

CrunchBase: Wikia Mahalo

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(翻訳:Namekawa, U)