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Kerpoofがネット上の子どもの交流と共同制作を手助け

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去年(2007年)9月、KerpoofTechCrunch40コンファレンスに子ども向けの一連の画像、物語、ムービー作成ツールをローンチした。それ以来、同社はこれら無料ブラウザベースの製品の機能向上に努めており、特にKerpoofをオンラインでの交流や協力ができる子ども向けプラットフォームに転換することを目指している。

現在、子どもたちは自分のアバターを作成し、他のKerpoofユーザーのグループに参加することができる。サイトではネット上でお互いに知っている子ども同士の交流しか勧めていないため、各グループに参加するには名前とパスワードが必要だ。これらは子ども自身が共有するか、子どもの交友関係を制限したい親に送られる。いったん同じグループになると、メッセージの送信、Kerpoofで作った作品の共有、クリップアートオブジェクトのプレゼントなどが可能だ。

画像作成ツールでは、同時に画像に取り組むこともできる。画像編集ではすべてのユーザーの表示が瞬時に伝わるため、チャットしながら一緒に画像を変えられるのだ。Kerpoofは現在、今年中にムービーや物語でも共同作業ができるようになるように取り組んでおり、また、ゲームやソーシャルパズルのサポートも追加しているところだ。一種の仮想通貨ももうすぐ登場する。

ムービー作成用の新しい特殊効果やさまざまな美術様式を象徴する魅力的なテーマなど、Kerpoofのツールセット全体にわたって数多くの小さな機能強化がなされている。絵の手描きと画像ツールへのインポートが可能な新しい「Super Doodle」ツールもテスト中だ。もしまだ小規模なら、全体として、Kerpoofは子どもを惹き付ける創造性/学習アプリケーションのパッケージとなってきている。

注目すべきは米国の子どもだけではない。Kerpoofは教師や外国人にも人気となっているのだ。何人の教師がクラスでそのサイトを利用しているかをKerpoofが直接計ることはできないものの、授業時間中に多くのクラスがクラス全体でサインインしていることを示す利用パターンが見られる、とCEOのKrista Marksは話す。また、Kerpoofはそのトラフィックの32%が米国外からのもので、世界の都市のうち、モスクワからのトラフィックレベルが2番目に高い(右の図を参照)。このような外国からの関心を受け、Kerpoofはロシア語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語など、数ヶ国語への製品のローカライズに取り組んでいる。

現在の全サービスは無料のままにする、とMarksはいうが、最終的に、Kerpoofは購読ベースのサービスになるだろう。なお、2007年12月、同社はChildren’s Technology ReviewのEditor’s Choiceに選ばれている。

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(翻訳:Megumi H.)