世界のデジタル音楽の売り上げ40%アップ―しかし全売り上げ10%ダウン

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digital-music-chart-global.png国際レコード産業連盟(International Federation of the Phonographic Industry)の発表によると、2007年の全世界でのデジタル音楽の売り上げ総額は$2.9B(29億ドル)に達し、2006年に比べて40%のアップとなった。しかし、すでにアメリカ市場についてわれわれが見てきたとおり、デジタル音楽の売り上げ増加は音楽全体の売り上げの減少を補うことができず、10%低下の17.6B(176億ドル)と落ち込んだ。デジタルの売り上げは世界市場の15%を占めている。売り上げに占めるデジタル化の率を他の業界と比較してみると、音楽産業はゲームについて2位である。新聞は7%、映画は3%。、本にいたってはわずか2%に過ぎない。(これらの数字はすべて全世界)。

digital-music-onlinemobile.pngただし、IFPIによると、アメリカ市場ではデジタルによるセールスが30%を占めている。(しかしNielsen SoundScanは、別のデータに基づいて、アメリカのデジタル化率は23%だとしている)。IFPIの報告書は着メロを含む携帯でのデジタル音楽の販売の数字も掲載している。アメリカでの一般のインターネットを通じたデジタル音楽の販売額は携帯の2倍近くあるが、携帯ネットワークの通信速度が次第に速くなるにしたがって、たとえば日本では全デジタル音楽の販売のうち91%が携帯向けで、40%がオリジナルの状態の曲のダウンロードだ。(その他は着メロ)

この報告書に載っていた他の数字から。

—世界では合法的な音楽配信サービスが500以上ある。これは4年前の10倍。
—約600万曲のデジタル音楽が合法的に提供されている。
—17億のデジタル曲が合法的にダウンロードされた。53%のアップ
—昨年、100億回以上も非合法に楽曲の交換が行われた。
—違法ダウンロードと合法的ダウンロードの回数の比率は20: 1。

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(翻訳:Namekawa, U)